Crotalocephalina secta (pygidium)

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こちらは、No.23やNo.176のクロタロセファリナ・セクタ (Crotalocephalina secta) の尾部の標本です。ネガポジ揃っています。ネガが1-3、ポジが4-5です。

パッと目につくのは、その熊手のような尾部の構造で、中軸には2列の太めの突起が生えていたようです。他地域の類似種だと、モロッコのJolfのケイルルスの一種などが、近い構造をしているのではないかと思います。

また特に、ネガの標本がわかり易いですが、尾部全体の表面にポツポツと穴が空いており、尾部にまで顆粒状構造が広がっていたようです。

私は胸部の標本は所有できていませんが、頭部の標本と合わせて見ると、怪物じみた本種の全体像が浮かび上がってくる気がします。

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    Trilobites

    2023/05/27 - 編集済み

    この荒々しい鉤爪の様な尾は、なぜか惹かれるものがありますね。モロッコの一般種Crotalocephalinaとは丸で違い尖った感じが面白いですね。

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    • 猛禽類の鉤爪を思わせるのか、格好いいですよね。尖っているだけで、実際はどうだか分かりませんが、捕食者側というか肉食感を感じさせてくれます。

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