Ditomopyge kumpani

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産地としてはマイナーなカザフスタンからの三葉虫です。同じ産地の標本をいくつか所有しているのですが、少なくとも2つのタイプがあります。

1つはこのDitomopygeのように頭鞍が厚く丸くがあり、短く鋭い頬棘を持つ洋梨体型のタイプ。(1〜6枚目の写真)

もう1つは頭鞍も含めて全体的に扁平で頬棘に鋭さが無い楕円形の体型をしたタイプです。(7〜8枚目の写真)

どちらにしてもマルチプレートの標本が多く、たくさんの個体が群れて棲息していたことが分かります。石炭紀の三葉虫には細々と生きていたイメージを持っていたのですが、案外と繁栄していたのかもしれません。

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