Orygmaspis mckellari (2 specimens)

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マッケイ (Mckay) のオリグマスピス (Orygmaspis) というグループには、形態的に地味な種から派手な種まで、多様な種がいる事が知られています。

マッケイの種小名を冠する、本種オリグマスピス・マッケラリ (Orygmaspis mckellari) は、その中ではやや派手なタイプだと感じます。ベースとなるフォルムこそ地味ですが、胸尾部の側葉からは、柔らかそうな棘が複数生えており、総合的には優美な印象です。

形態的によく似た種に、オリグマスピス・スピヌラ (Orygmaspis spinula)という種がいますが、今一つ違いがはっきりしません。スピヌラの可能性は否定できませんが、本産地の専門家である提供者氏より、マッケラリとのことで購入しましたので、差し当たり、マッケラリのままとしております。

2023/7/27
最初の標本の尾部が不完全だった為、尾部がよくわかる標本を買い足しました (写真6-8番目) 。特に頬部のgenal caecaの可能性のある構造も確認できて、細部がよくわかる標本です。

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    Trilobites

    2023/04/08 - 編集済み

    私の所有していのはspinulaですが、この標本と比較すると尾部は比較できないですが、あとは区別が難しいですね。この産地は採取者=研究者なので、近年、市場に出てくる標本は、英国産なみに小種名まで特定されているのですが、少しモヤモヤは残りますね。

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    • お持ちのspinulaと比較すると何かが違う気もするのですが、その何かが具体的に言葉に出来ず、結局どこが違うのかがいまいち分からないです。この標本の尾部がくるんとstuckしてしまっているのがつくづく残念です。
      この産地の種は、一時期よくebayに出品されていましたが、供給が少ないこともあり、さすがに最近は少なくなってきてしまいましたね。

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  • ※本文中で、『McKayの種小名を冠する』としておりましたが、本種の種小名はMcKayとの関連はないとのご指摘を受けました。その通りでしたので、訂正させていただきます。不具合の為か、現在本文が修正できないので、代わりに、ここに記載します。

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