- tatsutoy Museum
- 3F Silurian period
- Johntempleia shelvensis
Johntempleia shelvensis
標本の保存状態が良くないので、小種名の判別がはっきりせずJohntempleia with affinity to J. shelvensis との事です。イギリスシュロップシャー州シルル紀地層から見つかる、通称いちご頭の三葉虫、エンクリヌルスの仲間です。幸い、標本頭部にある小粒状の細かな突起はしっかりと保存されています。他ページの同じ産地の三葉虫同様、小ぶりで地味です。
備考:バーミンガム大学の2012年資料、LATE SILURIAN TRILOBITE PALAEOBIOLOGY AND BIODIVERSITYを見ると、この種名もオープン命名法によって記載されている可能性があります。ここではJohntempleiaは4種記載されています。
Trilobites
2021/10/01 - 編集済み聞いた事も無い種類で、勉強になります。イチゴ頭系は、大きな差異が無いので同定が難しいとは思いますが、論文を見ても4種の違いの記載がないので、同定困難ですね。因みに属名はJohntempleiaなので、lの次のeが抜けております。
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tatsutoy
2021/10/02ご指摘有難うございます。タイポ修正致しました。イギリスやアメリカはローカルのマイナー種が多いですよね。名前だけでは、どの様な種類の三葉虫かさっぱりわからないのが沢山います。
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