- tatsutoy Museum
- 5F Carboniferous period
- Cummingella belisama
Cummingella belisama
フランスに接するベルギー西部は石炭紀の地層が多く、詳細な研究が行われています。エノー州アントアン近郊の採石所Lemayも古くから石灰岩が採掘され、それに伴い三葉虫化石が見つかっています。当標本は新潟県でも見つかるカミンゲラの仲間になります。
参考:ベルギー鉱物学・古生物学センターのサイト
http://www.cmpb.net/en/index.php
Trilobites
2022/06/03 - 編集済み中々、ここまで完璧な標本も珍しいですね。同じ産地のBollandia globiceps kleiniとの違いが良く分からないのですが、決定的な違いがあれば教えて頂きたく思っていました。
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tatsutoy
2022/06/03石炭紀三葉虫はどれも同じに見えますよね。大半がProetidae(7)で、あとBrachymetopidae(1)なので見分けがつかないのは無理もないです。もちろん、
CummingellaもBollandiaも分類上、Family Proetidaeですよね。
Trilobitesさんに対して説明申し上げるのは恐れ多いのですが、あえて間違いを覚悟で述べますと、「頭鞍部の縦横比でしょうか。Cummingellaの頭は縦に長く、Bollandiaは横に長い」のが特徴みたいです。
分類で分ければ、CummingellaはSub-familliy Cummingellinaeですが、BollandiaはSub-familliy では、Griffithidinaeになるので、専門家によると、違う模様です。私にはさっぱり区別がつきません。
新しい資料が手元にないので、あくまで素人判断の見解、ご容赦下さい。
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Trilobites
2022/06/06なるほど、ベルギー産は、余り褶曲の影響が無いので区別できるのかもしれませんね。多くのコレクターが謎に思っていたと思いますので、貴重な情報をありがとうございました。
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