- tatsutoy Museum
- 1F Cambrian period
- Calodiscus cf. lobatus
Calodiscus cf. lobatus
ポーランド国境沿いのドイツ、ザクセン州ゲルリッツ郡ルートヴィッヒスドルフのカンブリア紀地層から採取されたアグノスタスと三葉虫の間に位置する、エオディスカス(部分化石)です。この産地からは複数種のエオディスカスや、Ellipsocephalidae、Holmiidaeなど、他の地域のカンブリア紀地層とよく似た三葉虫化石が見つかっています。ゲルリッツでは三葉虫は1908年に見つかっているのですが、あまり研究されてこなかった模様で、知名度が低い産地です。
Trilobites
2022/05/16 - 編集済みドイツのカンブリア紀ですか、それも三葉虫の中で最もレアな分類から。タイプライターで打たれたラベルから、結構古い標本なんだと分かりますね。
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tatsutoy
2022/05/16撮影が下手でラベルが切れておりすみません。厚紙にタイプライターで印字してある味わい深いラベルです。アグノスタスの仲間からはずれているエオディスカスの仲間といったところでしょうか。
エオディスカスは三葉虫と節足動物の間に位置する生物だと思いますが、あまり統一感がなく、どうやって分類しているのか良く判らないですね。昔は目があるとかないとか言っていたのですがいつのまにかうやむやです。
それにしてもTrilobiteさんのシベリア産Delgadellaの標本は抜群の保存状態であこがれます。
https://muuseo.com/trilobites/items/500
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