- tatsutoy Museum
- 2F Ordovician period
- Prionocheilus vokovicensis
Prionocheilus vokovicensis
Pharostoma pulchrum vokovicenseとも言われるチェコのPrionocheilusです。表面が顆粒で覆われ、部分化石ながらも保存状態が良好です。ロキツァニ近郊で採取され、ノジュールの母岩です。
1000種も見つかっているボヘミアの三葉虫達は古くから研究され、この地層の丸いノジュールに収まった本種はオルドビス紀の浅瀬で暮らしていた事が判明しています。
最近の研究では消化管位置まで特定されており、チェコボヘミア三葉虫研究が脈々と今日まで続いている事に驚きます。
Geologica Acta, Vol.16, Nº 1, March 2018, 65-73 DOI: 10.1344/GeologicaActa2018.16.1.4
Trilobites
2022/04/12 - 編集済みこの頭部の質感は、完璧ですね。ノジュール化石は、部分が大半の反面、この様な細部の保存に優れていて、時にハッとする保存が見られ、完全体では味わえない魅力がありますね。
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tatsutoy
2022/04/12ざらっとした外殻表面質感が良い標本です。この種の説明がなされている学術資料を見ると「不均質な顆粒状の表面」が特徴の様です。
この種で完全体標本が入手出来ると良いな、と憧れます。
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