Xiphogonium trautensteinensis

0

プロエタス(Proetida)の仲間である本種は、南欧やドイツで産出するデボン紀三葉虫ですが、モロッコでも同名の種が少数ながら見つかります。

Default
  • File

    Trilobites

    2021/08/02 - 編集済み

    Xiphogoniumといえばモロッコでは希少種ではあるのですが、本産地では何故か一番入手がしやすい三葉虫なので、勢力図がモロッコとは違うのか、単に本種が生息しやすい環境だったのか気になります。母岩がドイツのLahnに近い黄土色系で、この時代では珍しい雰囲気がありますね。

    返信する
    • File

      tatsutoy

      2021/08/03

      三葉虫化石は同種でも、産地が異なると、産出頻度やサイズが異なるのは面白いですよね。密集状態であったり、産出地域が非常に狭かったり、巨大化するなど、環境適応性が極めて高い生物であった事が推察されます。スペインパレンシア県の母岩はどれも脆い感じですね。

      返信する