- tatsutoy Museum
- 2F Ordovician period
- Homotelus bromidensis
Homotelus bromidensis
ロシア産アサフスが流通するまでは、Isotelusと並び、これぞアサフスの代表選手でした。恐らくはインテリア用なのか、本種の密集化石の販売を見かける事が多かったです。ところで、この密集化石の理由は判明したのでしょうか。過去から、「脱皮の後」、「大量死」、「結婚式」と昔から様々な推論がなされていました。願わくば結婚式です。もう一点、気になるのはこのオクラホマ州のHomotelusは皆伸びた化石で、逆にアイオワ州の近種Anataphrusの産出状況はほぼ丸まっている点です。化石化する時の条件が違うのかな?
Trilobites
2021/06/12本種のcluster標本は、昔から知られてますが昔から価格が高く、まだ入手可能な時期、収集初期の私にはとても手が出せませんでした。Bromideの化石全般に言えますが、少し離れてみると保存が悪そうに見えますが、実は細部の保存に限ると驚く保存状態でルーペで眺めると時間を忘れて観察できますね。化石本体の殻はバリバリでも母岩自体は硬質で不思議な産地です。ほぼ完全体は、Homotelus位で他の種は部分の寄せ集まりみたいな産状なので、海底の吹き溜まりだったんでしょうね。
tatsutoy
2021/06/13密集標本はその大きさもあり、家の置き場所にも難渋するので、私たちみたいに様々な標本に触れたい視点ですと少し手を出しにくいですね。
アメリカBromide層の化石は詳しく観察していると、サンゴのかけらが張り付いていたりして面白いです。
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