- tatsutoy Museum
- 2F Ordovician period
- Tariccoia arrusensis
Tariccoia arrusensis
イタリア、地中海サルディーニャ島でも化石が見つかります。激しい大陸移動の影響による島だからこそ古生代地層が露出したのではないかと考えます。当種は三葉虫近縁の節足動物だと考えられています。また、イタリア固有の化石なのか、他の地域でこの種が話題になった記憶がないです。一般向け書籍では2010年のThe Back to the Past Museum Guideがデビューでしょうか。
特徴は、全体がのっぺりしていて、尾部よりも大きくて丸い頭部、少ない体節ですが、三葉虫感はあります。
Trilobites
2021/08/09 - 編集済みこの種は、三葉虫に含めるべきか議論があり、三葉虫に含まれないという考えが優勢ですね。三葉虫に近縁の種について、研究が進めば三葉虫についても見えてくる事象が多くあると思います。イタリア産の化石自体が基本輸出出来ない事もあり、市場に出てくると高額となり手出し出来ていないです。
tatsutoy
2021/08/09イタリア自体も化石の国外持ち出し禁止なのですね。このサルディーニャ島も近年、天然物の持ち出しが大変厳しくなっているみたいで、化石はおろか、貝、石、砂までも厳しく管理しており、罰金の額が凄い模様です。とても個人では採掘出来ない場所です。
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