- tatsutoy Museum
- 2F Ordovician period
- Parillaenus davidis
Parillaenus davidis
1枚目画像の右端(完全体)、真ん中(尾版が90度ずれている)が該当の化石で、左端は別種です。産地はウェールズ、デンビーシャー州で、グラビカリメネ密集化石が多く見つかる場所です。また、付近にキャンプ場がある森林地帯なので、勝手に掘りにいけるのかと思いきや、既に保全地区指定を受け採取不能です。
本を見ると現在はIllaenus davidisと名前が短くなっており、特徴は頭部と尾版が約1:1でのっぺりとした、イラエヌスと判別がつきやすく、また複眼がはっきりとして「眠そう」な表情をしています。何かに似ているなと思えば、モロッコ、デボン紀のParalejurusの複眼ですね。