The  Bamboo case cc - 141

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carriage clock の ケースのバリエーションは、大まかに14~15種類ほどでしょうか?

Gorge case とか Anglaise caseなど等、 おいおい紹介していこうと思います。

第一弾は bamboo case です。
bamboo case は、1870年以降のデザインで、
竹を立体に組合せた形で、オリエントの美と文化を表している。
中国や日本など、オリエンタルマーケットに向けた意匠です。

 
17~18世紀、東インド会社を通して齎される、シノワズリやジャポニスムへの憧れは
王侯貴族ばかりではなく、大変なものだったようですね。

■シノワズリ 17世紀から19世紀初頭にヨーロッパで興った中国趣味、中国語を意味する「chinois(シノワ)に由来する。 
イエズス会の宣教師や東インド会社によってヨーロッパに齎された中国の陶磁器や造園技術などに触発され、陶器や家具、庭園のデザインなどに取り入れらしも中国のものに限らず、実態は日本や朝鮮、タイ、ベトナムなどの文化も混じった「東洋趣味」であった。

さて、日本は 1867(慶応3)年、第2回パリ万国博覧会に初参加、国際舞台へのお披露目を果たした。

徳川慶喜の弟、吉武(15歳)が首席を務めた。 

「日本館」では、数寄屋造りの家屋や日本庭園を造園するなどして、東洋の島国をアピール。

浮世絵や陶漆器などの珍なる品々・ジャポニスムは、アールヌーボーの源流の一つとなった。

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