Hanging clocks
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Ansonia HABANA type
tear drop(泪のしずく)とも呼ばれる優美な意匠。
眉間に取付けられたマリア像、
銀彩で描かれた花籠や孔雀などのガラス絵など、完璧です。
Ansonia の hanging clock には世界の都市名が付けられている。
同社では、このスタイルの Mantel clock (置き時計)を、Parisian と名づけてで製造していましたが、
1900年の第5回 パリ万博に出展、絶讃の人気を博したとのことです。
明治の頃、国産の柱時計の価格は2~3円だったが、
この Habana は7円だったとのことで、やはり人気があったようです。