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- THOMAS POSTAGE STAMPS Museum
- 9F 世界の切手 人物A~I
- d’Oriola, Pierre Jonquères （ピエール・ジョンケール・ドリオラ）
d’Oriola, Pierre Jonquères （ピエール・ジョンケール・ドリオラ）
赤道ギニア 1972年
ピエール・ジョンケール・ドリオラ（Pierre Jonquères d’Oriola、1920年2月1日 - 2011年7月19日）は、フランスの著名な馬術選手で、特に障害飛越競技で卓越した実績を持ちます。フランス南部のコルネイヤ・デル・ヴェルコルで生まれた彼は、若い頃から馬術に親しみ、その才能を開花させました。
彼のキャリアの中で最も輝かしい成果は、1952年のヘルシンキオリンピックと1964年の東京オリンピックでの金メダル獲得です。1952年、愛馬アリババ（Ali Baba）とともに個人障害飛越で金メダルを獲得し、フランス馬術界に大きな喜びをもたらしました。さらに、1964年の東京オリンピックでは、愛馬リュッターB（Lutteur B）とともに再び個人金メダルを獲得し、同一種目で2度の金メダルを獲得した唯一の障害飛越選手として名を刻みました。また、同大会では団体銀メダルも獲得しています。
彼の功績はこれだけにとどまらず、1966年のブエノスアイレスで開催された世界選手権でも優勝を果たし、国際的な評価を確立しました。その後も1972年のミュンヘンオリンピックまで競技を続け、長きにわたりフランス馬術界の第一線で活躍しました。
