- Xiu_trilobite Museum
- 1F 1. カンブリア紀
- Elrathia kingii
Elrathia kingii
このエルラシア・キンギイという種は博物館のミュージアムショップなどでも販売されている三葉虫の代表的存在です。ある意味で名前の通り「三葉虫の王様」と言えるかもしれません。
Wheeler Shaleの一部でしか産出しておらず、他の種が棲息できないような低酸素環境に適応することで限定的な地域で独占的地位を獲得し、低酸素環境だからこそ化石としても残りやすかったとされています。
カンブリア紀の海において現代における化石流通量ほど圧倒的な存在感があった訳ではなかったのかもしれません。
この標本はいわゆるRed bedからの赤みを帯びた標本で、通常の黒やグレーの標本に比べると希少です。
#三葉虫 #Trilobite #化石