- tatsutoy Museum
- 1F Cambrian period
- Glossopleura packi
Glossopleura packi
アメリカネバダ州リンカーン郡にある、ピオッシュは1860年代銀山と共に開かれた町です。西部開拓時代最悪の犯罪多発地で、1870年代初頭は同州で起きる年間殺人件数の半数強を占めたという恐ろしい場所です。ところがシルバーブーム終焉と共に町は廃れてしまいました。Glossopleuraはアメリカ西部カンブリア紀の大型三葉虫で15㎝近く成長する種もいます。画像は恐らく幼体、2枚目の画像が部分化石の成体で、この種の特徴である横に張り出した胸部側葉が観察出来ます。
Trilobites
2021/11/05 - 編集済みZacanthoides以外は地味な産地ですね。市場で簡単に出てはきませんので、入手難易度が高い産地だと思います。私の手持ちを調べてみるとPiochaspis sellata とAmecephalus piochensisしか所有していませんでした。Glossopleuraは、隣のユタ州Spence Shaleのが状態が良くて全体がイメージしやすいですね。Chisholm Shaleの標本は初めて見た気がします。
Piocheの町は、Wikipediaみると確かに19世紀の治安について書かれていますね。今は人口1000人程度なので、平和な集落だと思いますが。
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tatsutoy
2021/11/05Piochaspis、思い出しました。地名そのもののが付与された属名の三葉虫がいましたね。あまりコレクター受けしない三葉虫が多いせいか、積極的に採取されていない場所なのでしょう。
Piocheは鉱山跡地や当時の建物がそのままの状態で残っており、ラスベガスから立ち寄れる観光地になっているみたいです。アメリカ西部の僻地によくある、かつて栄えた町の様な紹介がされていました。
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