Nobiliasaphus nobilis

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バランドとブロンニャールとに導かれて、だいぶ前から気になっていたもの。
産地はフランスのレンヌの南にある St. Aubin des Château で、時代はオルドビス紀(Darriwilien)、本体サイズは65㎜。
これを購入したいきさつその他については LAB のほうにだいぶ書いたので、ここでは繰り返さない。
あれだけ騒いでおいてかんじんの標本を出さないのは不都合のような気がするので、とりあえず写真を撮ってアップすることにした。
こんなもので騒いでいたのか、とどうぞお笑いください。

私を惑わす元になったバランドの Opsimasaphus nobilis とブロンニャールの Ogygia guettardi の画像もついでにアップしておきます。

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    Trilobites

    2023/03/19 - 編集済み

    レンヌといえばモン=サン=ミシェルに行く時に通るブルターニュ半島でも根本の方の地域ですね。同じブルターニュでも、やはり今まで見つかっていた産地より別の場所に思えますので、色々市場に出て来てるのも分かる気がします。ポルトガル産以外目にする事が無かったですが、質感と言い状態といい、フランス産も悪くないですね。

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      ktr

      2023/03/19

      サントーバンデシャトーはルブランの本にも出ていないので、新産地かもしれません。
      ほかにもいろいろ出てくれればありがたいんですけどね。
      本種においては尾部中軸のV字型の装飾と、尾板を走る放物線状の条が決め手で、これがないと不安になってしまいます。

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    trilobite.person (orm)

    2023/03/19 - 編集済み

    こうして見ると、尾板の放射性の条線や頭鞍や眼およびその周辺など、保存状態が良くて、何より色合いがいい感じですね。この標本をして、フランスらしさがあると言われれば、何か納得してしまいそうです。
    ebayを見てみると、多分この標本をご購入された先と思われる方が、他に同産地の数標本のEodalmanitinaなども扱っているようですが、こちらもシックで実に味があるなと感じます。

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      ktr

      2023/03/20

      今回のものはサイズもそこそこあるし、自分では気に入っています。
      ただこれがフランスらしいかといわれると、ちょっと心もとないですね。

      私のばくぜんとした印象でいえば、英国産が質実剛健で、堅牢な感じがするのに対して、フランス産は印象派の絵のような野暮ったさがあると思います。
      英国産がアンティークだとすると、フランス産は蚤の市で見つけた骨董といった感じでしょうか。

      ebayの出品者は写真の撮り方がうまいですね。
      黄色の Eodalmanitina は今でもちょっと迷ってますが、たぶん見送ることになるでしょう。

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