Eodiscus punctatus

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アグノストゥスと三葉虫との中間的存在としてその名前だけは知っていたが、なかなか現物を目にする機会がなく、今回たまたまネットで見かけたので買ってみた。

特徴はといえば、とにかく小さくて地味。
しかしその形はアグノストゥスよりもかなり三葉虫に近い。
保存は意外とよくて、全体の形を明瞭に観察することができる。

これの仲間を広く集めようという気にはならないが、サンプル的にひとつもっていてもいいし、三葉虫愛好家ならばひとつはもっておくべき種類のような気がする。

全長:4mm

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    Trilobites

    2024/06/02 - 編集済み

    「小さすぎる三葉虫」に登場した標本ですね。拡大すると結構派手な種類なのではと思うほど造形が面白いと思います。本種が希産なのは、遊泳種の一種なんだからと思っています。なのでキクロピゲに似た様な産状になるんでしょうね。

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      ktr

      2024/06/02

      これはサンプル写真が酷くて、まったく期待していませんでしたので、現物をルーペで見たときは驚きました。
      私の写真もピンボケですが、現物はとてもくっきりと鮮明ですよ。
      本属の浮遊性については、フォーティの本の295ページに関連する記述があって、なるほどと思いました。

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    trilobite.person (orm)

    2024/06/02 - 編集済み

    この前上げられていた標本ですね。こういう小さく目立たないタイプの三葉虫は何はともあれ入手してみないと興味を強く持ちづらいので、何はともあれ1サンプルを入手することが重要ですよね。アグノスタスは入手後もあまり面白いとは思えなかった一方で、エオディスクスには興味を惹かれました。三葉虫の放つオーラのようなものがあるのかもしれません。

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      ktr

      2024/06/02

      こういうのは展示派の人々にはまったく興味を持たれないでしょうね。
      私もこの方面を追求する気はあまりありませんが、パゲティアの一種には目のあるものもいるらしく、興味をそそられます。
      あと、バージェス頁岩のものがありますが、これはまず無理でしょうね。

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