Group A “anOther”

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君はGroup Aを知っているか? 日本人女性2人組の実験的ポップを演奏するデュオで、2012年に東京でSayaka BotanicとTommi Tokyoによって結成されたデュオで、2016年からは独逸ベルリンで活動しています(元々は3人組だったとのこと)。分担は、Sayaka Botanicがヴァイオリンとカセットテープよるコラージュ、Tommi TokyoがアナログシンセとドラムマシンにVoとなっており、初期には上半身裸で、直接身体にペインティングしていくパフォーマンスもしていたらしいです。因みに、Sayaka Botanicは、イギリスのUniversity of Arts/London Collage of Fashionのテキスタイル科を卒業してロンドンでファッションレーベルで制作の仕事をしていたとのこと。そんな彼女達に興味を持ったのは、彼女達の動画を偶々観たことによります。初めは何をしているのかよく分からなかったので、何本かライブ動画を観てみましたが、何だか摩訶不思議な音楽が聞こえてきただけで、正体も全然分かりませんでした。なので、今回、調べてみましたが、この位の情報だけでした(すまん!)。
それで、この作品ですが、どうも、2018年にカナダ・モントリオールのAgora de la Danaeで行われたマルチメディア・プロジェクトの”anOther”の為に作られた作品のようで、Group Aの他に、パーフォーマーDana Ginoras, 地元メディア・アーティストSonya Stefan並びにフィンランドの照明アーティストMikko Hynninenも加わったパフォーマンスだったらしいです。その音楽部分だけを取り出してリリースしたものです。なので、純粋に彼女達の表現を体感すると言うよりも、そのバックグラウンドも察して欲しいところです。それで内容ですが、A面はいきなりレコードの針飛び音から始まりますので、ちょっとビックリします。そして重低音のシンセらしき音が続き、次第にインダストリアルなビートの曲に移行していきますが、この辺りの切り替えが職人的に素晴らしい。B面はテープによるコラージュから始まりますが、次第に伸びきってフェイドアウト。次の曲は可愛らしいパーカッションらしい音にテープや変調ヴォイスがミニマルに続きますが、これがまた「都市の民族音楽」のような気持ち良さです。そして最後は重低音のの小曲で締めます。意外とミニマルな要素が強いと思いましたが、これがまた麻薬的な気持ち良さに直結していきます。あと、最近は、Sayaka Bitabicさんが単独でも演奏をしているみたいですが、これは憶測なので興味がある方は調べて教えて下さい。インダストリアルど言い切れないような中性的音楽が紡ぎ出されています。やはり、ベルリンは自由なのか!? そう言う場ってありますよね?わ私も住んでみたいです.

“MNQ126”
https://youtu.be/vCes86Hf18g

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