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Camp Sophisto “Songs In Praise Of The Revolution”
Camp Sophisto (キャンプ・ソフイスト)は、NDWのスーパーグループFehlfarbenのヴォーカリストPeter HeinとシンセストGeorge Nicolaidisを要する、初期DAFやDie Krupps等のヤサグれて、ササクレだったインダストリアル風の音楽をやっていた4人組で、他のメンバーには、Michael KönigとWolf Dieter Lauenrothが在籍していました。しかし、翌年、セカンド・シングル”Camouflage”を、Sneaky Pete Recordsから出した後、リリースが途絶えているので、恐らく短命なバンドだったのだなぁとの認識でいると思います。それで今回は、セカンド・シングル“Songs In Praise Of The Revolution”をご紹介しようと思います。メンバーをもう一度書いておくとGeorge Nicolaidis, Michael König, Peter Hein, Wolf Dieter Lauenrothの4人です。では各面を紹介していきましょう。
★A: “Obsession” (3:20)では、強烈なビートとシーケンスから始まり、Peter HeinらしいVo及び副Voと、時に歪んだGも入ってきます。インダストリアルと言うよりもインダストリアル・ロックと言った方がしっくりきます。Ministryよりもずっと早くにこんな音楽をやっているなんて!
★B: “Beginner´s Guide” (4:19)は、重戦車の進行のようなリズム隊のタイトな演奏に、フリーな歪んだGとHeinの独特のVoが入ってくる曲で、時にダブ的ポスト・プロダクションも入ってきます。曲のコード進行自体はミニマルです。
当時、この音楽を気に入ったリスナーさんはいたのでしようか?今聴くと、本当にインダストリアル・ロックの走りですね。MinistryのAl Jourgensenはこれを聴いていたのかが知りたいです。まぁ、あそこまでの過激さはありませんが、きっとルーツになっていると妄想します。Fehlfarbenのポップさではなく、Mittagspauseのようにもろパンクではない音楽が、それらのグループの中心人物から生まれていた奇跡ですね!この路線でももっと続けて欲しかったですが、ほぼ単発に終わったのが、ちょっと残念です。
A: “Obsession” (3:20) [John Peel Session]
https://youtu.be/EgRRIQu_c94?si=GYKsua6XOV7xQkA-
[BandcampのURLも貼っておきます]
https://trostrecords.bandcamp.com/album/songs-in-praise-of-the-revolution
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4AD
2024/07/03 - 編集済みこれ持ってます
多分 代々木のEASTERN WORKS で買ったと思います
2人がいいね!と言っています。
Dr K2
2024/07/03私は多分NEdSで買いましたね。あの頃は、独逸語表記のものは割と買っていたと思います。聴き直しましたが、結構良かったですよ!