The Haters “In The Shade of Fire”

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皆んな、大好き!!The Hatersのファーストアルバム“In The Shade of Fire”ですぉ!The HatersはG. X. Jupitter~Larsen氏のノイズ・プロジェクトで、メンバーはその都度、現地調達なんです。この頃のThe Hatersは、自らの音楽をDestroyed Musicと呼んでおり、実験でも音楽でも無いと宣言しています。それは ズレていき、砕けていき、炎のなかで燃えていき、爆発していき、カットアップされる何らかの「音」であると宣言しています。また、Destroyed Musicはある状態から別の状態へのトランスフォームてあり、それはポジティブな変化を差すとのこと。故に、Destroyed Musicはある種の音響的位置と同時に「ポジティブな破壊」の中の美学的アクションでもあると定義されます。そんなDestroyed Musicの体現者が、G.X.ことThe Hatersの基本コンセプトになっています。そんな訳で、このアルバムも、ガラス瓶の割れる音やら鉄屑のぶつかる音やらが、非常に即物的にかつ反復的にれ録音されています。まあ、そんなこと言っても、、個人名義とどう違うのかが、今だによくわかりませんが、兎に角、「何らかの音が壊れていく音」であることは間違いありませんが。それこそ、The Haters らしい音楽と言えるんです。感動も高揚も無い「ノイズ」そのものなんてすから。私は前回、個人名義の作品の時に少し書きましたが、そんなG.X.の優しい眼差しと態度に惚れてしまいましたので、なかなか客観視できませんが、それでも、彼の音楽は私のノイズの原風景になっています。この頃の彼等のライブは、ライブハウスやギャラリー内に、古本やタイヤ、バイク、紙屑などが持ち込まられ、それらを叩き壊したり、ちぎっては投げたり、兎に角、ゴミを公然かつ多量に作っており、それ故に、エントロピーがマックスになっています。そんなThe Hatersの虚無的Destroyed Musicに触れてみては如何ですか?

A1 “Glsam”
A2 “Explosions 3”
A3 “Iny 1”
A4 “Bebas”
A5 “Thuch”
A6 “Diti”
B1 “Taisic”
B2 “Cassas”
B3 “Fire 5”
B4 “Iny 2”

A1 “Glsam”
https://youtu.be/MdFyGYNNuFQ?si=bV2hOt52FtMvf-so

A2 “Explosions 3”
https://youtu.be/yFGHxQ5VkKQ?si=vqd2UYhKmcv7RuQv

A3 “Iny 1”
https://youtu.be/EEiAqJLe91o?si=JqkheN5egi-KUswJ

A4 “Bebas”
https://youtu.be/WbOFCO7fAZs?si=4UiMNFVxNSl9CwW4

A5 “Thuch”
https://youtu.be/CRbHME6nhI0?si=Aj6aS64okUNqV7Fr

A6 “Diti”
https://youtu.be/CTIVOxeqLMw?si=ravNJgifAc7yf4th

B1 “Taisic”
https://youtu.be/_oe11YOeLEo?si=GM7RIDYxm7jR-n0e

B2 “Cassas”
https://youtu.be/Imhd7LmcX_4?si=7MaruoR1LKIwMyAO

B3 “Fire 5”
https://youtu.be/s1itascLO70?si=DPmfxtY6pP9cPnv3

B4 “Iny 2”
https://youtu.be/jhPYpYhuAnA?si=BmJqQzgV1qhKKAnq

#TheHaters #InTheShadeofFire #SilentRecords #DestroyedMusic #NoiseMusic #PureNoise #Entropy #G.X.Jupitter-Larsen

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