Wat Nu “Skandal / Stereo Von Rondo”

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これも、殆どのジャケ買いですね。偶々、独逸語表記だったので購入したのだと思います。それで、ちょっと調べてみましたんですが、彼等の経歴については全く不明でした。ただ、分かったのはメンバー編成だけで、Jürgen Walter (Vo), Mickey Jung (G), Kurt Kieven (B), Jürgen Schwan (Drs)が正式メンバーで、ゲストにAndreas Brüning (Sax)も参加しているようです(すまん!)。後、数年前のある店舗の紹介ポップでは、「German New Waveらしい、やる気のない屈折感とわざとらしい展開の曲想」と評されていましたが、「Rondoでは超難関」の入手し難くさとも。まぁ、そうかどうかは分かりませんが、各曲を紹介していきましょう。 

★A “Skandal” (4:20)は、音も分厚く、タンクのようなリズム隊とザクザク刻むGにVoと言う構成ですが、途中から、Gのファンクなカッティングに導かれて、アップテンポのファンクのようになりますが、また元に戻ります。バックの男性聖歌隊らしきコーラスの挿入も良ろし。
★B “Stereo Von Rondo” (3:37)は、軽めのGのカッティングのイントロに続いて、スカのような軽快なリズムから成る曲で、Saxも良ろし。ただサビではポストパンク調に変わります。エレピの挿入されたり、サビがもっと変化したり、後半はまたスカ風に戻ります。

 中々、録音にも機材やお金を掛けたように思えます。それ位、音は良いです。また、単にパンクとかスカとか言う前に、流れているのは独逸人特有の斜め上を行くユーモア(おちょくり)だとも思えます。総じて、中々良いシングルだと思いました。ただ「やる気の無さとかわざとらしい曲展開」は余り感じませんでした。なので、NDWファンの方は、見つけたら、即買いです!そして、貴方の感じ方をまた教えてください!

A “Skandal” (4:20)
https://youtu.be/cqVr3vkQ9rY?si=UGbA9TGMGaQuwUuz

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