Palais Schaumburg “Rote Lichter” / “Macht Mich Glücklich Wie Nie”

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漸く、Palais Schaumburgのシングルを発掘しました。これは、彼等の2枚目のシングルにあたります。とすると、メンバーは、Holger Hiller (Vo, G, Piano), Timo Blunck (B, Back-Vo), Thomas Fehlmann (Synth, Trumpet), Ralf Wertwig (Drs, Perc)の頃だと思います。彼等のバイオグラフィーは既に書いてありますので、知りたい方はそちらをご参照下さい。当初、このシングの存在は知っていましたが、リリース年がハッキリ分からなかったので、迷っていましたが、ちゃんと1981年と言うことが分かりました。はてさて、今回も骨折ファンクみたいなガギグゲゴな音楽を奏でていると思います。しかも、ポップミュージックとしても聴くことが出来るように! と言う訳で、各曲を紹介していきましょう。

★A: “Rote Lichter”は、正確無比なDrsに何かギクシャクしたBラインとうわずったVoとシンセ又はG?が乗っている曲で、如何にも第一期Palais Schaumburgらしい。時にVoにロングディレイが掛かったりします。
★B: “Macht Mich Glücklich Wie Nie”は、何だかヘンテコなノリのリズム隊に、Hillerの引き攣ったVoが乗る曲で、その途中にくすぐったいようなシンセが挿入されています。またスネアにショートディレイが掛けてあり、金属質な音色になっています。

 この頃のPalais Schaumburgは、何とも言えない独特のポップネスを発現しており、これぞ、骨折ファンクと言うべき曲作りをしていますね。好きな人には堪らないポップ・ミュージックですが、全然ノレないのがミソです。これは恐らく、HillerとFehlmannの作曲能力とBlunckの独特の直角的ベースラインによるものと考えます。前のシングル”Telefon”はもう少しノレたように思いますが、本作品では本領発揮です!マスト!

A: “Rote Lichter”
https://youtu.be/50I8NYrxB2E?si=9b1iMo_j30VF4Zdd

B: “Macht Mich Glücklich Wie Nie”
https://youtu.be/QgWDB0ZGU7M?si=JK0jPs7brD8g9mZt

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