Laibach “Nova Akropola”

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スロヴェニアの「新スロヴェニア芸術 (Neue Slowenische Kunst: NSK)」の音楽部隊Laibach (ライバッハ)の登場です。が、私はあんまり知らないので、Wikiとかの力を借りて紹介していきます。まだ東西冷戦の時代に、極めて政治色の強いグループとして1980年に旧ユーゴスラビアのTrbovljeで、Dejan Knezらによって結成されました。独逸での表記はLaibachで、その時のライブではソ連の軍服姿で登場し、スロヴェニア表記ではその首都の名前であるLjubljanaで、ドイツ軍(ナチス)の軍服姿で登場すると言った過激で扇情的なショーを行ってきましたが、それは全体主義や国粋主義に対する一種のパロディーであった訳です。しかしながら、1986年頃までは左派からも右派からも目の敵にされ、一時期はライブも出来なかったようで、結成時のメンバーであったTomaž Hostnikはライブ中に顔をガラス瓶で殴られながらもショーを完遂しましたが、後日、自宅で自死しています。近年では、2015年に、あの北朝鮮でライブを行った西側の初めてのロックパンドとなり、話題を呼びました(映画も作製されましたね。でも最初では無いとの指摘もあるみたいです)。バンドのコアメンバーは、Dachauer (本名Milan Fras?), Keller (本名Andrej Lupinc、その後脱退), Saliger (本名Tomaž Hostnik自死→本名Ivan “Jani” Novak)及びElk Eber (本名Dejan Knez)と言う偽名を使っています。Srečko BajdaとMarko Košnikも初期のメンバーでした。更にヘルプのメンバーとしてOto Rimele, Nikola Sekulović (B), Matej Mršnik, Roman Dečman(Dr). Anja Rupel (歌手兼アナウンサー)など多数おり、その時代に応じて不定形な集団として活動を共にしています。音楽性は極めて雑多なのですが、大雑把に言うと「戦闘系ポスト・インダストリアル/ネオ・クラシック」と言うことになりますか。1984年にはNSKの音楽担当になっており、第二次世界大戦後のイメージ戦略を担っています。リードシンガーのMilan Frasは、ドイツ語、スロヴェニア語或いは英語で書かれた歌をライブ開催地に合わせて歌うと言った徹底振りです。本作品は英国Cherry Red Recordsからのリリースでもあり、ようやく世界的にブレイクする直前のアルバムです。ユーゴスラビアの子供の日にZlata ptica(The Golden Bird) 賞を受賞しています。その後、彼等はロンドンでJohn Peel Sessionに出演し、Muteとも契約して、飛躍していきます。もうここまで調べたら、頭がフラフラしてきましたので、締めさせて頂きます。続きはまた今度。兎に角、情報量の多いグループですね。そんな彼等の音楽は戦闘形(ノイズでは無いよ❗️)としては完成度が高いので、是非とも触れてみて下さい。

◼️This Side
A1 “Vier Personen” (5:27)
A2 “Nova Akropola” (6:56)
A3 “Krvava Gruda - Plodna Zemlja” (4:07)
A4 “Vojna Poema” (3:13)
A5 “Ti, Ki Izzivaš (Outro)” (1:20)
◼️That Side
B1 “Die Liebe” (4:27)
B2 “Država” (4:20); Josip Broz-TITO (Speech)
B3 “Vade Retro” (4:34)
B4 “Panorama” (4:53); Josip Broz-TITO (Speech)

B2 “Država” (4:20)
https://youtu.be/vqlNvAYBd2Y?si=xZt4M0TrpnZihvNZ

[full album]
https://youtube.com/playlist?list=PLAi0SFq7uRBenj8-dBZP1ivMORkVG69ID&si=0B8jk_kmwaCm3FY4

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