Cabaret Voltaire “Voice of America”

0

Cabaret Voltaire(キャバレー・ヴォルテール、通称Cabs)は英国の工業都市シェフィールドで1973年に結成されたインダストリアル・トリオ。結成当初から実験音楽やダダイズム(バンド名にも使っている)、ボロボロになったロックの残骸やテープ加工な等の実験を自分達のスタジオ(Western Works)で行っていた。ライブは後回しに録音中心であったが、あるギグではスチームエンジンの音をリズムにして演奏したら、客が怒って暴動が起きたとも。本作は、珍しく日本盤が出た作品で、第二次世界大戦の時の敵の士気を削ぐために放送された音響兵器の事である。単調なリズムボックスとベースのリフ、過剰エフェクトを掛けたVoとギター、そこに意味ありげなテープ音やキーボードが挿入される構造になっており、オリジナルメンバーのトリオの最高傑作だろう。日本盤だったので、即、近くのレコード店で購入しました。

A1 “The Voice Of America / Damage Is Done”
A2 “Partially Submerged”
A3 “Kneel The Boss”
A4 “Premonition”
B1 “This Is Entertainment”
B2 “If The Shadows Could March? /1974”
B3 “Stay Out Of It”
B4 “Obsession”
B5 “News From Nowhere”
B6 “Messages Received”

[full albumはYouTubeに上がっていないので、アップされている曲のみ貼っておきます]
A1 “Voice Of America (live track)
https://youtu.be/KquYU8I7PHo?si=rjmy7Fv_jZ4R9MC3

A3 “Kneel To The Boss”
https://youtu.be/ftSWk-mg_Vc?si=Wd9nYZOZgkmTG9YS

B1 “This Is Entertainment”
https://youtu.be/-pIuGi2uNng?si=lNI_MRGmPUywXKFM

#CabaretVoltaire #Cabs #Industrial #Experimental #Electro #Dadaism #VoiceOfAmerica #RoughTrade #JapanRecords #StephanMallinder #RichardH.Kirk #ChristpherR.Watson #Drumless #Bass #Guitar #Keyboards #Tapes #EffectedVoice

Default
  • File

    オマハルゲ

    2023/01/02 - 編集済み

    これってジャパン・レコードから出たんでしたっけ?? 忘れてます・・・
    彼らのレコードはあとは「スリー・マントラス」くらいしか持ってません。

    返信する
    • File

      Dr K2

      2023/01/02

      cabsの日本盤はこれが最初ですね。その後、Ted Meccaとかもでていますね。Three Mantrasは名盤です!

      返信する