Glaxo Babies “In The Begining”

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またまた戻ってきました。英国ポストパンク・バンドGlaxo Babiesのセカンド・アルバム”In The Beginning”、、、なんですが、オリジナルは、タイトルが"Put Me On The Guest List”で、かつ曲順や収録曲に若干の違いがあります。今回は日本盤の紹介をしたいと思います。Glaxo Babiesのバイオグラフィーについては以前に書きましたので、省略しますが、今回のメンバーと担当楽器だけ書いておきます。Rob Chapman (Vo), Tom Nichols (B, Vo), Geoff Alsopp (Drs), Charles Llewellyn (Drs [B5]), Dan Catsis (G, Vo), Tony Wrafters (Sax)となっております。ご存知のように、Dan Catsisは一時期、同郷ブリストンのThe Pop Groupのメンバーでもありました。それで、内容なんですが、先述のように、”Christine Keeler”が追加され、更に"Flesh"の代わりに"Nova Bossanova"が加えられていますので、本当は英国盤と比較したいところですが、そこまでの財力がありませんでしたので、ご勘弁下さい。因みに、この2曲 (A4 “Christine Keeler”とA5 ”Nova Bossanova”)は先行シングルとしてリリースされた音源です。また、日本盤は曲順が変えてあると言いましたが、どうも、4回4か所で、録音がなされており、その時間軸に沿って、並べ替えているようです。なので、一つのアルバムと言うよりも、セルフ・コンピみたいな扱いになっています。それで、今、聴くと、何ともDIYっぽい音で、ちょっと残念な感じもして、もうちょっとドラムやベースの音なんかに凝った方が良かったのでは?と思わず突っ込んでしまいそうになります。曲自体はもろポスト・パンクですが、思っていた程、ファンク色は強くはないです。しかしながら、Catsisの痙攣ギターが時々聴かれるのは嬉しいです。また、WraftersのSaxも入っていない曲もあって、もっとバリバリ入れて欲しかったとも思います。Sax入りの曲が良いので、余計にそう思ってしまいます。しかしながら、適度に聴き易くて、素朴な曲もあって、それなりに楽しめます。なので、必聴!とは言いませんが、1980年のポスト・パンクに興味がある方は一度は体験した方が良いかもしれませんね。

A1 “This Is Your Life”
A2 “Police State”
A3 “Because Of You”
A4 “Christine Keeler”
A5 “Nova Bossanova”
A6 “Who Killed Bruce Lee (Version)”
B1 “Stay Awake”
B2 “She Went To Pieces”
B3 “Avoiding The Issue”
B4 “Burning Flesh”
B5 “Puppet Patrol”

日本盤のYouTubeは無かったので、オリジナルの"Put Me On The Guest List”[full album]を貼っておきます。
https://youtu.be/FETnWGGFa7A?si=aIyYZ1hJppYBgHMU

A4 “Christine Keeler”
https://youtu.be/ULQwTNb5Ze0?si=OSTZv0GYrzvOfP9P

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