乳白青暈し置ランプ

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三分平芯四ツ手の置きランプ。
置きランプとは台や机の上に置いて使用するべきランプという意味合いで、通常笠を用いず火屋のみのものを指す。
台から油壺にかけて乳白に青を暈した気泡の多いガラスを用いている。明治大正期のランプは数多く残っているが、仕上げが丁寧でバランスよく美しいものは少ない。
入手時から清掃、手入れを行い使用することができる状態である。

このランプを入手してから約1年後、このランプに合うラッキョウ形の替火屋を入手した。(三枚目の画像)
火屋の上半は磨りガラス加工されており口縁がヒダ状で青緑色のガラスで縁取りされている。
なかなかに洒落た火屋である。【2020.6.23追記】

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