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Hoplolichas plautini
Terataspis を別格とすれば、本種ほど怪獣を連想させる三葉虫はほかにない。
なかにはサボテンのように全身がトゲで覆われているのもある。
本来ならもっともてはやされてもいいような気がするが、あまり人気がなさそうなのは、同類のHoplolichoides が多産するためだろうか。
手持ちの標本は、形はともかくとして、外殻を覆う顆粒が非常に不気味で、その不気味さがじつに心地よい。
不気味で、しかも心地よいという、アンビヴァレントな三葉虫。
この標本は到着時にツノが折れていたの修復した。
ほかにもちょっとしたかすり傷はあるが、100ドルで買えたのはある意味ラッキーだった。
Trilobites
2023/01/07 - 編集済みこの異様さがリカスらしいと見るべきか、行き過ぎて不気味と思えるかでしょうが、一般から見れば不気味としか思えないでしょうね。私の所有している本種は、一時期出回っていたサボテンの様に棘が再現されているのを所有していますが、ブラックライトを当てると本来の棘でないと分かるので、掲載を控えているのですが、実際にはその様な姿をしていた可能性も十分あり得る気はしています。
ktr
2023/01/07あのトゲだらけの標本は、私には衝撃でしたね。
と同時に、こういうものを持っている人がいることが驚きでした。
またいつかアップしていただければと思います。
リカスはロボピゲみたいなかわいいのはあまり興味がなくて、本種のような怪異なのが好みです。
そういえばこの前SPPLのページで初めてConolichasというのを見ましたが、あまりの怪異さに唖然となりました。