Pleurocystites squamosus

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オンタリオのオルドビス系から産出したもの。

海林檎は三葉虫などと比べると知名度は低いが、その奇妙な体制は見る者に訴えるものをもっている。
本種は海林檎のなかでは多産し、かつ保存もよいので、もっともよく市場に出回っている。
私もこれ以外の海林檎はもっていない。
この標本では苞は平らになっているが、本来はもっと立体的で、リンゴのように丸みを帯びていたらしい。
本種には孔菱と呼ばれる菱形の器官がある。
前方の二つはまるで目のようで、苞の全体が人間の髑髏のように見えなくもない。

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