The Residents “Commercial Album”

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出ましたよぉ〜、初期Residentsの傑作アルバム”Commercial Album”です❗️私は、実はここら辺のResidentsの作品が好きなんですよ。兎に角、Residentsは正体不明だけでなく、その時代時代で、新しい楽器(&テクノロジー)が出ると、まずそれを使って、自分達の曲作りに取り入れ、作品を出すと姿勢を貫いているところも魅力的です。さしずめ、この頃は比較的安価に入手できるアナログ・シンセでしようか。最初期のテープ・コラージュからシンセを使った楽曲に移行したのが、丁度、1980年初期ですね。この作品は全然「コマーシャル」な音楽ではないですが、全曲ほぼきっちり1分で、それがA面20曲、B面20曲、収録されてます。しかも、どの曲もクオリティは落ちていないと言う本気のコンセプト・アルバムです。まあ、聴き流すことも可ですが、ちゃんとじっくり聴くことも可能です。ヘルプにはいつものメンバー(Fred FrithやSnakefinger)に加えて、Chris Cutler, Don Jackovich, Sandy Sandwich (実はXTCのAndy Partridge), Mud’s Sis (実はLene Lovich)も参加していますし、隠れてBrian EnoやTalking HeadsのDavid Byrneも参加しているようです。この頃は、ロックがポスト・パンクになり、オルタネイティブな方向に向かい、長尺の曲が多くなっていったことに対するアンチだったのかも知れませんし、このように短い曲を40曲も詰め込むこと自体がアンチ「コマーシャル」だったのかも知れませんね。ここら辺の謎解きもまた楽しいですね。実際、米国SFの最も有名なラジオ局KFRCでは、当時、3日間CMとして流された模様。また、謎解きの一つの解釈として、ビルボード誌のTop 40(まあ、日本で言うオリコン?)を当てこすって作られたとか。だから、40曲入りで、どれも(捻くれた)ポップソングになっているとのことです。この微妙な不協和音のギターやコーラス或いはポルタメントの効いたシンセはこの時期のResidentsの特徴ですね。そんなコマーシャルな不協和音ポップス、試してみませんか?ResidentsのResidentsによるResidentsの為のTop 40です❗️

A1 “Easter Woman” (1:00)
A2 “Perfect Love” (1:00)
A3 “Picnic Boy” (1:00)
A4 “End Of Home” (1:00)
A5 “Amber” (1:00)
A6 “Japanese Watercolor” (1:00)
A7 “Secrets” (1:00)
A8 “Red Rider” (1:00)
A9 “My Second Wife” (1:00)
A10 “Suburban Bathers” (1:00)
A11 “Floyd” (1:00)
A12 “Dimples And Toes” (1:00)
A13 “The Nameless Souls” (1:00)
A14 “Die In Terror” (1:00)
A15 “Love Leaks Out” (1:00)
A16 “Act Of Being Polite” (1:00)
A17 “Medicine Man” (1:00)
A18 “Tragic Bells” (1:00)
A19 “Loss Of Innocence” (1:00)
A20 “The Simple Song” (1:00)
B1 “Ups And Downs” (1:00)
B2 “Possessions” (1:00)
B3 “Give It To Someone Else” (1:00)
B4 “Phantom” (1:00)
B5 “Less Not More” (1:00)
B6 “My Work Is So Behind” (1:00)
B7 “Birds In The Trees” (1:00)
B8 “Handfull Of Desire” (1:00)
B9 “Moisture” (1:00)
B10 “Love Is...” (1:00)
B11 “Troubled Man” (1:00)
B12 “La La” (1:00)
B13 “Loneliness” (1:00)
B14 “Nice Old Man” (1:00)
B15 “The Talk Of The Creatures” (1:00)
B16 “Fingertips” (1:00)
B17 “In Between Dreams” (1:00)
B18 “Margaret Freeman” (1:00)
B19 “The Coming Of The Crow” (1:00)
B20 “When We Were Young” (1:00)

A20 “The Simple Song” (1:00)
https://youtu.be/ZfLC6yNRctk?si=zyGqkLnCfV7Tz6mF

[full album (Visual)]
https://youtube.com/playlist?list=PLZ6fn8N7jeLoWYvjADcNBSaltwZ33_Zgc&si=LANVrE8NPQWmnl67

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    オマハルゲ

    2023/01/02 - 編集済み

    このアルバムは当館でもCDの方を展示してます。

    渋谷パルコでのまさかの来日公演に二日も行けて「燃え尽きて」しまい、以降インディーズ系の音楽についての興味は失速しちゃいました。

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      Dr K2

      2023/01/02

      私は当時はそれ程ファンでは無かったので、来日公演は行ってませんでした。これは一生の不覚でした。

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      オマハルゲ

      2023/01/02

      自分もそれほど熱心なファンという訳ではないですけど自分の中ではビートルズみたいに崇めてたバンドでした。

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      Dr K2

      2023/02/06

      崇めちゃいますよね?

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    4AD

    2023/02/05 - 編集済み

    レジデンツは桑原茂一のラジオで聴いたディスコモしか知らないです。

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      Dr K2

      2023/02/06

      でもレジデンツって結構、アルバム出してますよ。

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