Univers Zero “Heresie”

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Univers Zero(ユニヴェル・ゼロと呼ぶ)は1973年にドラムのDaniel DenisとトランペットのClaude Deronによって1973年にベルギーのブリュッセルでその前身バンドが結成され、翌年に6人組のアンサンブルとなりました。その時のメンバーは、既にDanielとClaudeは脱退しており、Roger Trigaux (G, Piano, Organ, Harumonium), Guy Segers (B, Vo), Patrick Hanappier (Vln, Viola), John Van Rymenant (Sax), Vincent Motoulle (Kbd), Daniel Denis (Perc)になったようです。1987年に一度解散していますが、1999年に再結成しています。本作は彼らのセカンドアルバムで、この頃のUZは、メロトロン以外はアコースティックな楽器の演奏からなっています。そして、彼等の音楽はクラシック、ジャズ、プログレ、欧州フォークなどをゴトゴト煮込んだような「暗黒」のチェンバーミュージックであり、それ故に構成力も演奏技術も素晴らしいものがあります。私が手に入れた理由は思い出せませんが、恐らく(小さい頃の)Fool’s Mateでその名を見て、輸入盤店の餌箱なら救出したのであろうかと思います。彼らは、1978年から始まった音楽産業に反対する運動で、Henry Cowなどのプログレ系バンドが集まったRIO (Rock In Opposition)にも参加しています。はっきり言って、この作品はめちゃくちゃ暗いですので、覚悟して聴いてみて下さい。因みに、本作品での参加者は、Guy Segers (B, Vo), Roger Trigaux (G, Piano, Organ, Harmonium), Michel Berckmans (Oboe, Bassoon), Daniel Denis (Perc), Patrick Hanappier (Vln, Viola)

A “La Faulx” (25:18)
B1 “Jack The Ripper” (13:29)
B2 “Vous Le Saurez En Temps Voulu” (12:56)

https://youtu.be/5MnD3CgVWq8?si=UnmqP4KmXsbXyTOW

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