Cranioclast “A Con Cristal”

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君はClaniockastを知っているか❓ 独逸の謎、Cranioclast(「砕頭器」の意か?)。でも、正直、独逸Hagenで生まれた Soltan KarikとSankt Klarioのデュオとまでは分かっていますが、それ以上の情報はないんですよ。彼等は自身のレーベルCoCから作品を出しており、そこからリリースされた(恐らく変名ユニットである)KallabrisやFetisch Park及びA.B.G.S.も要しています。それで、Cranioclastとして確認出来る活動期間は、1983年から2018年まででありますが、殆どが80年代に集中しているので、80年代のノイズユニットと考えて良いと思います。初期のアルバムや12㌅EPのタイトルはCranioclastのアナグラムから付けられており、それも彼等の謎を深めるばかりである。また、レコードには、サイロやバンカーの廃墟やシェルターなどのモノクロ写真集とその解説(?)からなるブックレットが付いていますが、根性がないので、和訳・要約できませんでした(すまん!)。ひょっとすると、彼等の音楽はそこで流すためのトラックかもしれないですね(ホントかな?)。少なくとも、彼等は、それらのモチーフは既に用無しな建造物であり,荒涼たる広い場所に放置されている「近代の遺跡」を意味していて、そのなんとも言えない寂しさや無意味さに関係するトータルなアート作品として提示しているのではないでしょうか。本作も、ユニット名のアナグラムであり、A面にはテープ操作と打楽器を使ったトライバルな曲”Breakthrough”が、B面にはビートレスで、ややアンビエント調と言うよりも何かの儀式で使われる音楽みたいな曲”Beachcombers”が納められております。両面とも殆ど電子音が使っていませんので、独特の渋みがありますね。気になった方は是非とも実物をゲットして下さい。

A “Breakthrough”(11:43)
B “Beachcombers” (11:13)

A “Breakthough” (11:43)
https://youtu.be/dWiCrWoFtf4

B “Beachcombrers” (11:13)
https://youtu.be/Opc-WOa-Cdk

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