巻貝2種?-2

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貝殻って言うのも、その辺の石ころと同じように、興味を引く。というより、今までそっちに目が行かなかったということか。中身のほうだけが興味の対象だったから。ただ、海ずれして真っ白くなったものの種を確認するって大変だろうね。
基本的な知識がないからこういうふうに少し色彩の痕跡があったりするとある程度は見当がつく。
マガキガイはボクの地元ではチャンバラ貝って名前。子供の頃素潜りでよく採った。ただこいつ、逃げやがんの。意外と素早い。この貝だって、真っ白くなって小さいとなんていう名前かもうわからない。( ;∀;)
右端はツメタガイだろうな。裏側のお臍の部分に穴が開いてる。こいつもバクテリアと波が研磨して真っ白くなると、とたんにタマガイ科とか固有名詞があやふやになってくる。
海が素性をリセットしてしまう。シーグラスも、貝殻も、木の根っこも…動物も。クジラだって既知の種と比較するための基本となる骨格標本は死骸を砂浜に埋めて、バクテリアの助けを借りるんだから。

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