シャントンゴサウルス　アジア最大級の鳥盤類

Shantungosaurus『山東のトカゲ』の名の通り、中国山東省の白亜紀後期の地層から発見されたハドロサウルス科サウロロフス亜科に属する最大級の鳥盤類です。

骨格の化石は1973年に記載された当時5つ以上の不完全な骨格でかく人されている。発見された骨格は不完全だが、いくつかあり、現在では成長過程による同種とされているZhuchebgosaurusを含め、その復元骨格は15～17ｍまで様々なものがある。
同科の北アメリカに棲息していた同時期のエドモントサウルスに外見的に極めて酷似しており、分岐分類学的にアジア側の連結節とも言われている。
頭骨の長さは標本によって1.5ｍから1.7ｍあるが、他のハドロサウルス類と同じく嘴に歯はなく、顎には堅い木の実も砕ける1500個の小さな歯があった。
鼻孔は大きく、後方に向って袋状にゆるく皮膜が張り、膨らませて音を出すことができたと想像されている。

鳥盤類は肉食恐竜の獲物であり、それゆえに多くの集団を形成して生存していたと思われる。繁殖のためのディスプレイとしてだけではなく、警告音を主とする行動を統制する音による伝達方法としてリアリティがある。

原画サイズ　5000×3000PiX　320dpi　42.6MB　ファイル形式Tif　2024.05作画
　
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