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- 10 バリオニクス・ウォーケリ (Baryonyx)イギリスの重い鉤爪
10 バリオニクス・ウォーケリ (Baryonyx)イギリスの重い鉤爪
バリオニクス
獣脚類/ティタヌラ類/スピノサウルス科/体長:9.5m~12(?)m
名前の意味:重い鉤爪 一億2,700万~1億2,100万年前/産出地:イギリス
夜r-六パさんの大型獣脚類。スピノサウルスの仲間で、いまだに11体の骨格しか発見されえていない。その頭骨のつくりから、大人の骨格ではないと見られている。バリオニクスは、128本、もの歯が並んだワニのように細長い顎や、長さ30cmもの巨大な鉤爪の生えた前足といった特徴を持つユニークな獣脚類。唯一の骨格の、生前は胃があったと思われる部分からは、魚の鱗と消化されかけたイグアノドンの骨が確認されている。
化石になる前段階に腐って空洞化した死体の腹部にそれらの遺物が偶然入り込んだという可能性もあるが、この獣脚類の食性の証明性を持つと考える可能性が高い。もっとも、たまたまイグアノドンの死体に出くわして腐肉を漁ったという可能性もあるため、イグアノドンを襲って捕食していたという明確な証拠にはならない。この肉食恐竜の吻部の特徴はむしろ沼地の泥の中にすむ生物や魚類を漁って食べていたのではないかという意見もある。
以上発売元の許可に基づき、日本語解説を参照している。