- My Stock Museum
- 1F Jurassic images
- マイアサウラ 良い母親はホントにこんなだったろうか……………
マイアサウラ 良い母親はホントにこんなだったろうか……………
Maiasaura(マイアサウラ)は中生代白亜紀後期の北アメリカ大陸に生息していた恐竜(鳥脚類 ハドロサウルス亜科に独自の属をつくる)
良母とかげと呼ばれ、巣をつくり子育てを行ったという痕跡が残っている最初の恐竜。
ただ、痕跡はなくても爬虫類には現代のワニのようにかなり母親の本能的な庇護行動を見られるものはたくさんある。そういう種族保存の本能は古の爬虫類から引き継がれたものだと想像するのは間違いではないと思う。
ただ、明確な子育てらしき痕跡が偶然この恐竜で発見されただけのことだと言ってもおかしくはない。それほど太古の化石とは発見自体が奇跡的なものなのだから。
この恐竜の巣は地熱を利用し、集めた枯れ草を現代の鳥類のツカツクリのように盛り上げ、発酵熱と地熱で卵を温めていたような痕跡があり、腹部に卵を温めるための体毛がなくても産みっぱなしで、卵がかえってからワニのように世話を焼いていたのかもしれない。どのような育児的行為を子育てと呼ぶかはよくわからないけれど、その後孵化した子供たちに餌を与えたのかどうかはもう想像の外はない。
だから巣の中に腐肉食性のシデムシ【死出虫】の類の昆虫の化石が発見され、『ホントに世話したんか?』てな反論も成り立ってくる。
ともかく、今でもマイアサウラを描くときはこのように親子セットで描かれているものが多い。
原画サイズ 4500×1624pix 20.4MB 350dpitifファイル
展示サイズ 1000pix (四分の1) pngファイル
作画 2024.6.16 ライセンス販売 Adobestock