ベラ・バルトーク/ピアノ協奏曲第1番・第2番 M.ポリーニ C.アッバード指揮CSO 今聴いてもすんごい

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政治的信条を抜きにして、この頃のポリーニは技術的に完ぺきでこの2曲を弾くに最もふさわしい時期にあった。ピアノを純粋にオクターブでオケを上回る
打楽器として弾きまわす知力と体力と曇りのないアポロ的な音色、それにまたシカゴSOの現代楽器の典型のような粗雑物のないフォーマット。アッバードとのすさまじき反応力。凄い演奏です。
個人的には第3番のシンプルさが好きですが、この2曲の演奏にはゲザ・アンダのピアノ、フリッチャイの指揮に足りなかった鳴りきった楽器のすさまじさがあります。

バルトーク/ピアノ協奏曲第1番Sz.83
第1楽章:アレグロ・モデラート-主部(アレグロ)
第2楽章:アンダンテ~アレグロ(アタッカ)
第3楽章:アレグロ・モルト

(ひねくれものの音楽箱:person22 バルトーク流新古典主義の黎明 )

https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/235

バルトーク/ピアノ協奏曲第2番SZ95

第1楽章:アレグロ
第2楽章:アダージオ~プレスト(スケルツォ)~アダージオ(コラール風)
第3楽章:アレグロ・モルト~プレスト

感性の体力?が偉いこといるぜ。

(ひねくれものの音楽箱:Person22-2 バルトークの真髄)

https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/236

Pf: マウリツィオ・ポリーニ
指揮:クラウディオ・アッバード
オケ:シカゴ交響楽団

Labに2曲とも書きまーす。

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