Beethoven  String Quartet No.11&12 とNo.11&No.14の2枚 スメタナSQ

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今思い返してもこういう買い方をしなければいけなかったのはそれなりの理由だったというしかない。
1枚目のCDは第14番(ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中で僕が一番好きな曲)の中古品のLPの溝が擦り切れてやむなく買った記憶がある。
2枚目のCDはPCM録音のヨーロッパシリーズの一枚でそれまでPCM録音をデジタルで聴けず、いったんアナログに落としていたLP盤をデジタル原盤をダイレクトにCDにした演奏を聴くために購入したものだった。それで聴きたかった曲は第11番の『セリオーソ』
というわけで音的にびっくりしたのは後者。そして両方通じて第11番の音楽はいまだにボクを魅了しているけれど、どうも今一つ腑に落ちない音楽。

その辺はLabにこれから書きます。

https://muuseo.com/Mineosaurus/diaries/179

何と後から確認したらLabの文章がすべて消えていました。慌てて書き直しました。

弦楽四重奏曲第11番ヘ短調op.95『Serioso』セリーオーソ=シリアス

第1楽章:アレグロ コン ブリオ
第2楽章:アレグロ マ ノン トロッポ
第3楽章:アレグロ アッサイ ヴィヴァーチェ,マ セリオーソ(厳粛に)
第4楽章:ラルゲット―アレグロ アジタート

https://youtu.be/JVMC1pgBdU0?si=BQk_c2YJIHSxJNWP

ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 op.127
第1楽章:マエストーソ・アレグロ
第2楽章:アダージオ・マ・ノン・トロッポ・モルト・カンタービレ
第3楽章:スケルツァンド・ヴィヴァーチェ
第4楽章:フィナーレ(速度標記なし)

弦楽四重奏曲の分野においてこの2曲の間には14年間の空白がある。

ベートーヴェン第14番嬰ハ短調 op.131

第1楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・エスプレッシーヴォ
第2楽章 アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ
第3楽章 アレグロ・モデラート~アダージョ
第4楽章 アンダンテ・マ・ノン・トロッポ・エ・モルト・カンタービレ
第5楽章 プレスト
第6楽章 アダージョ・クワジ・ウン・ポーコ・アンダンテ
第7楽章 アレグロ

どこにも誇張のないありのままの人間の感性の浄化 ボクの心と手の置きどころ。

一枚目のCDはセリーソを聴くために買ったのではなく、この曲のためでした。

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