23  ドロミケイオミムス (Dromiceiomimus)上 英語版 下 日本語版

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ドロミケイオミムス 
 獣脚類/コエルロサウルス類/オルニトミモサウルス類
 体長:3.5m/名前の意味:エミューもどき
 7,800万~6,800万年前/産出地:カナダ
北アメリカ産の小型獣脚類。北半球のみで白亜紀末まで栄え、ダチョウ恐竜としても知られるオルニトミモサウルス類に属する。
当初はストゥルシオミムスの一種として記載(学会発表)されたが、後に新種として認められ、1972年に現在の名で再記載された。
仲間の中でもひときわ中足骨(ちゅうそくこつ;足首から指の間の骨)が長い。あまり曲がらない構造の尾は、走行中にバランスをとるのに役立ったと思われる。
かなり足の速い恐竜だったと見られており、一説には時速50㎞程の速力を持っていたとされる。同時代の肉食恐竜であったアルバートサウルスなどから逃れるためにはこの走力のみが頼りだった。このグループの骨格はみな似通っているが、ドロミケイオミムスは上腕骨が肩甲骨よりも短いという特徴があった。

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