紺ブレとは?

1980年代後半に日本でアメリカンカジュアル、略してアメカジブームが起きた時のドレスアップバージョン(キレカジ/きれいめのカジュアル)として紺色のシングルブレステッドのブレザーが人気を集めた。略して「紺ブレ」と呼ばれ、リーバイスのデニムに合わせて着用する場合が多かった。
日本では1960年代の第一次アイビーブームの頃にブレザーは存在していたが、1980年の第二次アイビー(プレッピー)ブーム時に人気が再燃。とくに大学生の間で人気が高く、男女関係なく着用された。当時のブレザーは金色のメタルボタンが一般的で、胸にエンブレムを付けることもあった。
1980年代後半の紺ブレブームの頃はラルフローレン(Ralph Lauren)のブレザーが憧れの的で人気だった。また1990年代に、ドラマで主演女優が着用したことをきっかけに再び注目された。

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朝からのリモート会議にも慣れてきて、慣れてきたからこそどこか気持ちがシャキッとしない、なんてことありませんか?この淡々とした日常のカンフル剤の一つとして、画面に写る限られた表現の一つとして、そして気兼ねなく誰かに会う未来があることをイメージしながら、「心にも体にもピタッとハマる心地いいスーツ」を考えてみませんか。

当連載では、ビスポークテーラー「SHEETS」森田智さんが、レディスのオーダースーツについて、テーラーの視点ならではの基本からマニアックに仕立てるコツまでを解説していきます。

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