キッチンツール
匠の業が光る調理道具や食器などのキッチンツール、キッチンウェアに関する記事を集めたカテゴリーです。きじまりゅうた氏や本橋本幹造氏、棚橋俊夫氏など著名な男性料理家にプロの相棒である料理道具を教えてもらう、京都で伝統的な製法と新しいチャレンジで卓越した製品を生み出し続けるWESTSIDE33(段付き鍋)や辻和金網(コーヒードリッパー) 、開化堂(銅製茶筒)を訪ねる旅、そしてカフェタイムを楽しみにしてくれる道具たち、そんな料理や日常を楽しみにしてくれるキッチンウェアをモノの魅力という角度から伝えていきます。
アンティークを日常に。紅茶を味わいながら時代の交錯を楽しむ
実用性の高さだけを求めるのであれば、最新アイテムにすればいい。なのにあえて古かったり、手のかかったりするモノを選び、使い続ける理由とは何か。ミューゼオ・スクエア編集長の成松が、モノの持つ魅力や自分なりの楽しみ方をゆるりと綴ります。
片瀬江ノ島「Bar d」―潮風とシガーと― 【アンティーク・グラスと過ごすバータイム Vol.1】
歴史と共に受け継がれてきたグラスを片手に、ゆったりと心を落ち着かせることができるBarを巡る連載。第一回は、銀座「Bar Dolphy」のオーナーであった田辺武氏が、片瀬江ノ島に新たにオープンした「Bar d」へ。
そこは都会の喧騒から離れ、深い充足感を得ることのできるBarだった。
放浪のバー「TWILLO」オーナーに伺う、オールド・バカラグラスの魔力。
1764年の設立から今日まで「一流」として各時代の王侯貴族を魅了してきた高級クリスタルブランド、バカラ。
そんな王者の風格漂う最高級グラスで上物の一杯を楽しめるバーが夜な夜な東京の路上に現れるという。
酒の取り扱いは常時1種類のみ。価格は客が決めるというなんとも規格外の流浪のバー「TWILLO」。
ただでさえ非日常感たっぷりなのに、さらにその世界観構築に拍車をかける要素の1つがバーカウンターにずらりと並んだバカラグラスだろう。
いつもの路上を一流の大人の社交場へと変えてしまう魔性のグラス、バカラの魅力をオーナーである神条さんに聞いてみた。
気分はまるで考古学者。アンティーク・シルバースプーン収集のススメ。
食事をするだけならば、大量生産されたステンレスのフォークやスプーンで事足りる。そんな時代においても、シルバーのカトラリーに魅了されるのはなぜだろう?
眺めて磨いて、また眺める。アンティークのシルバーカトラリー、とりわけイギリス製のスプーンを収集している服飾ジャーナリストの倉野路凡さんに、そのコレクションを見せていただきました。
アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ2018」で学ぶコーヒー器具最前線!
2018年9月26日から28日にかけ、東京ビッグサイトで行われたスペシャリティコーヒーと最新コーヒー器具の展示イベント「SCAJ2018」を取材しました。
当記事では、AI技術を駆使した最新のハイテク器具から、毎日のコーヒータイムが楽しくなるような拘りの抽出器具まで、コーヒー器具事情の最前線を紹介します。
スターリングシルバーの歴史と定義、お手入れの秘訣。
1本置いただけで、食卓の雰囲気がガラリと変わる。スターリングシルバーには、そんな独特な美しさがある。
エレガントな意匠、凝った細工、珍しい造形。そして何よりスターリングシルバーの放つ、優しい輝き。
この記事では、意外と知られていないスターリングシルバーの定義や歴史を掘り下げつつ、長く付き合っていく為のお手入れ方法について紹介する。
ファイヤーキングは夫婦共通の趣味。アメリカンなインテリアに囲まれながら、今日もコーヒーを。
お気に入りの食器で食べる食事や、ホッと一息つける一杯は格別なもの。今回は家庭の中で使っている食器の半分以上がファイヤーキングというTomozoさん夫婦に、その魅力を語っていただいた。
アメリカを感じるレトロなヴィンテージ・テーブルウエア。ファイヤーキングの魅力を訪ねて。
人気を集めているヴィンテージ雑貨は多数あるが、その中でも日常にフィットするテーブルウエアとして愛好家が多いファイヤーキング。温かみのあるオールドミルクガラスに惹かれるファンが、日本でも数多く存在する。今回は趣味が高じて雑貨店を経営、店舗でファイヤーキングの販売もされている遠藤さんへ、その魅力を語っていただいた。
銀器の歴史をアンティークショップ「ジェオグラフィカ」で学ぶ
今回は銀器の美しいだけじゃない、歴史的、文化的背景についてもう一歩足を踏み入れて覗いてみたい! ということで、目黒にあるアンティークショップ「ジェオグラフィカ」の英国銀器講座を取材しました。いつもの突撃レポートとはちょっと違うアカデミックなテイストでお届け。
「THE ROARK REVIVAL」(ロアークリバイバル)のフォールディングナイフは、なぜ冒険心を掻き立てるのか。
今回は今年の春に日本に初上陸したばかり! カリフォルニア生まれのブランド「THE ROARK REVAIVAL(ロアーク リバイバル)」のフォールディングナイフ、「GRANDDADDY'S POCKET KNIFE」をご紹介。なぜか旅へ携えたくなる、そんな冒険心を掻き立てるアイテムなんです。
1人のお客さんに対し8本の包丁を使い分ける料理人・橋本幹造さんが信頼する「有次」の包丁たち
美味しい料理をつくる人はきっと、とっておきの調理道具があるに違いない。そんな期待を胸に今回お話を伺ったのは、ミシュランの星を獲得した日本料理の名店「一凛」のオーナー、橋本幹造さん。さまざまな用途に応じた約400種類の包丁を所有するという橋本さんから飛び出す熱い包丁トークとは?
プロが教えるワイングラスの洗い方と磨き方
愛用しているグラスとは、できるだけ長く付き合っていきたいもの。そのための日々のお手入れや磨き方、さらに欠けた部分の修繕方法までをプロに聞きました。
料理家・本田よう一さんの「ほのかなあたたかみを感じる」調理道具
おいしい料理をつくる人にはきっと、とっておきの調理道具があるに違いない。そんな期待を胸に今回お話を伺ったのは料理家の本田よう一さん。
自然の恵みをたっぷり受けた食材が豊かにある、福島県出身の本田さんは、「食べてくれる人にやさしく、作ってくれる人にもやさしくをモットー」とした料理を作っている。そんな本田さんのお気に入りの調理器具たちをご紹介。
「男の料理」を作る料理家・副島モウさんが選んだこだわりの調理器具
美味しい料理をつくる人にはきっと、とっておきの調理道具があるに違いない。そんな期待を胸に今回お話を伺ったのは料理家の副島モウさん。食の分野で幅広く活躍している副島さんに、家族から譲り受けたフライパンや旅先で出会った木べらなど、彼にとって思い入れ深い道具を見せてもらった。
毎日だしを取るのも、時々のおもてなしにも。 愉しんで使いたい、田邊屋の「かつお節削り器」
毎朝鰹節を削り、だしを取る−−−そんな暮らしに憧れつつ、三日坊主になりはしないかと思うと手が出ない。そんなイメージを取り去ってくれたのが、乾物屋の老舗・田邊屋。今回は「京都台所道具見本帖」番外編、「かつお節削り器」の使い方。
日本料理人・柳原尚之が愛用する日本古来から使われている調理道具たち
美味しい料理をつくる人はきっと、とっておきの調理道具があるに違いない。そんな期待を胸に今回お話を伺ったのは、江戸懐石近茶流を継ぐ家に生まれ、NHK「きょうの料理」でも「おかず青年隊」としても活躍中の料理家・柳原尚之さん。帆船のキッチンクルーとして働いていた時代のエピソードとともに、「手綱抜き」や「馬毛裏ごし」など、日本料理特有の道具たちを見せてもらった。
1,300年前の意匠に想いを馳せながらお茶をする。 ロマンが詰まった清課堂の「純銀含綬鳥文急須(じゅんぎんがんじゅちょうきゅうす)」
触れたいけれど、触れられない。強く惹かれるその世界を壊してしまいそうだから、触れずにいよう。子供の頃にはそんな感情がもっと近くにあったような気がするけれど、ここしばらく忘れていた。それを一瞬で思い出させてくれたのが、清課堂の銀の急須、「純銀含綬鳥文急須」だ。
ポーリッシュポタリーをはじめとする中欧・東欧の雑貨を集め続けて分かったこと
日本では、北欧雑貨が人気だ。では、中欧・東欧の雑貨と聞いて思い浮かぶものがあるだろうか?あまりイメージが湧かないのが正直なところ。今回はポーリッシュポタリーをはじめとする中欧・東欧のグッズを集めている橋下さんに魅力について聞いてみた。