MUUSEO SQUARE
イギリス・ウエールズ地方に端を発する、表面を特殊な加工により毛羽立たせた毛織物の総称。平織りのタイプと綾織りのタイプの2種類があり、現在では綿織物でも同じ加工が施されたものはフランネルと呼ぶ。「ネル」と発音されることもあり、代表的なアイテムはフランネルの生地で作られたアメカジの代名詞ネルシャツがある。また、「グランネル」という言葉がなまったものとされ、ブレザーなどの生地としてもよく用いられている。その他にも「フラノ」と呼ばれることもある。
【後編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが愛する至極の3足。
靴に興味を持ち始めたきっかけについて語った前編に続き、後編では3名の至極の靴について。更には素材の革へのこだわりにまで話は広がります。革のカラーと種類だけにとどまらず、製造元の指定まで! まさに歩く靴事典!と賞賛したくなる精通っぷり。ではでは、引き続き3名の靴談義に耳を傾けてみましょうか。
オーダースーツ、ジャケットにオススメの生地ブランド9選
靴や洋服にブランドがあるように、生地にもブランドが存在する。各ブランドごとに産地や使用する素材、製造過程の違いで得意とする生地もさまざま。今回は、数ある生地ブランドの中から英国生地を中心にご紹介。英国生地が豊富に揃うテーラー「Loud Garden」のクリエイティブディレクター岡田亮二氏のコメントを交えてお届けする。
実力テーラーが語るスーツ・ジャケット談義。ドレスダウン時代の楽しみ方とは
着なれない人にとっては堅苦しいイメージもあるかもしれないジャケット。実は仕事モードのオンにも休日のオフにも使える、そのうえ羽織るだけで気分も印象も上げてくれる頼れるアイテムなんです。今回は、ジャケットを知り尽くした三賢者が登場!かつて起こった紺ブレブームや、映画007の俳優のかっこいい着こなしまで、話題も豊富にいかにジャケットを楽しめば良いのかを語ります。これを読めばジャケットファッションの系譜までわかるかも!?
オーダージャケットに最適な秋冬シーズンの生地素材を知る。
数ある生地の中から何を選ぶべきか。季節ごとに適した生地を知ることがメンズジャケットやスーツを選ぶ際の一つの手助けとなるだろう。今回は秋冬シーズンに活躍する生地をメインにLOUD GARDEN(ラウドガーデン) クリエイティブディレクター 岡田亮二氏のコメントを交えつつ紹介する。このガイドを参考に是非実物の手触りも確認していただきたい。
オーダーメイドのスーツ、テーラードジャケットを作るなら。オーダー上級者が教える4つのポイント。
「既製品のメンズスーツやジャケットでも仕立ての良いものはもちろんありますが、やはり自分の体型に合わせて仕立てられたオーダーアイテムは着用感も見栄えも確実に良いですね」と服飾ジャーナリスト倉野路凡さんもオススメのオーダー。ただ決して安くない買い物なので後悔はしたくない! 今回は、オーダー通の倉野さんに納得の1着を手に入れるためのオーダーのコツを教えてもらった。
ビスポークをもっと身近に感じさせてくれる、新世代テーラー KIRINTAILORS(キリンテーラーズ)。
服飾ジャーナリスト倉野さんが「次世代テーラーと呼ばれる世代ともまた違ったビジョンと美意識を持った人」と称するKIRINTAILORS(キリンテーラーズ)の江利角卓也さん。生み出される洋服は英国の伝統的なテーラーリングを大切にしながらも、どこか新鮮でモダンな印象が漂う。江利角さんの服作りに対するこだわりを探ってきました。
ジャケットを仕立てるアイデアが浮かぶサンプル8選
スーツやジャケットは、ラペル、ポケット、ベンツ、ショルダー、フロントデザインなどのパーツ、そして生地の組み合わせで無限の広がりをみせる! 今回はオーダーメイドやパターンオーダーのジャケットを愛用する3名のお気に入り私服ジャケットを掲載。ディテールの違いで印象もグッと変わるもの。ノッチドラペル、ピークドラペルなどラペルパーツの違いも写真で比較してみよう。
BIG MAC、FIVE BROTHER。バイヤーが教えるヴィンテージネルシャツのタグの見分け方とは?
ファッション定番アイテムとして人気のフランネルシャツ(通称:ネルシャツ)。そのはじまりには王道と呼ばれる2つのブランド「BIG MAC(ビッグマック)」と「FIVE BROTHER(ファイブブラザー)」があるのだとか。今ではなかなか手に入れることの難しい貴重なヴィンテージアイテムとその見分け方のコツをIROZAバイヤー・坂本さんがご紹介!
新風を巻き起こすテーラーに聞く、オーダースーツ・ジャケットにおすすめの秋冬生地
パーティーシーンにふさわしい秋冬生地とは?フランネルでおすすめの生地ブランドとは?LOUD GARDEN岡田さんと、KIRINTAILORS江利角さん。伝統的なカッティングや縫製を大切にしつつ、独自の世界観を体現するお二人におすすめの秋冬生地を伺いました。プロの目線で語られるリアルな生地情報、どうぞご覧ください。
色と柄から考える、ジャケパン姿をよりカッコ良く見せるコツ。
ビジネスの場でもよく見かけるジャケットとトラウザーズの装い。普段どのように組み合わせていますか?今回、「色と柄」という視点で服飾ジャーナリストの飯野さんに解説していただきました。組み合わせ方がわかると、明日から洋服を選ぶのがもっと楽しみになるはず!
ポールスチュアート
紺ブレ
アイビー
エドワードグリーン
パターンオーダー
ジョセフ チーニー
ギャバジン
セミブローグ
経糸
ブランケット
EDWARD GREEN(エドワードグリーン)、変わらないロジカルなものづくり
わが国でも三陽山長やRENDOなど、木型にしっかり美意識を込めた既製の紳士靴が近年多くなっています。が、その原点として位置付けられるメーカーはイギリスのEDWARD GREEN(エドワードグリーン)ではないでしょうか。今回は服飾研究家の飯野高広さんと、そのオーセンティックな美しさに迫っていきます。話題は木型の変遷からペットネームの名付け方まで拡がりました。聞き手はミューゼオ・スクエア編集長の成松です。
チャーチにエドワードグリーン。グラデーションも美しい革靴ブランドの茶色を独自の視点で解説。
服飾ジャーナリスト飯野高広氏がChurch's(チャーチ)のBracken(ブラッケン)や、Edward Green(エドワードグリーン)のChestnut(チェスナッツ)など、ブランドごとに個性が光る茶色を比較。少しづつ違うレザーの魅力をマニアックに綴ります!
ビジネスの場で真価を発揮。セミブローグの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。今回はセミブローグを掘り下げます。労働靴としてのルーツを持ち、フルブローグほどカジュアルな印象を与えないセミブローグはビジネス用途として一つの最適解になりえる靴です。
柄の種類から楽しむテーラードジャケット。
一言にチェックといえど、ウィンド・ペインに、グレンチェック、タータンチェック……と格子の幅や重なり方に違いがある。名前の由来も柄発祥の土地や、形を動物に例えたものなどチェックしてみると面白い。今回はメンズジャケット・スーツに使用される定番柄の種類を10種類ピックアップして紹介していく。