クラシコイタリアとは?

元々は、1986年イタリア・フィレンツェに職人技を基本としたスーツ、シャツ、ネクタイのサルト(仕立て屋)が集まって創設した「クラシコ・イタリア協会」を指していたが、後にイタリアファッションの代名詞として使用されるようになった。イタリア語「クラシコ(Classico)」は、「(芸術などが)最高水準の」「模範的な」「高雅な」という意味になる。「クラシコ・イタリア協会」は「イタリアで最高水準のものづくりをする協会」と解釈される。
「ハイクオリティの製品づくりをすること」「ものづくりに必要な職人の技術を継承すること」「受け継がれてきたイタリアのクラシック・エレガンスを後世に残すこと」が、目的とされる。
全盛期にはイタリアンクラシコである最高峰のブランドが所属していたが、各ブランドが総合アパレル化やグローバル化などさまざまな変化により脱退していき、所属ブランドは随分と変わってしまった。

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お直し(オルタレーション)Laboratorio ――我が道を行く実力者――_image

お直し(オルタレーション)Laboratorio ――我が道を行く実力者――

インタビュー第4弾は、Laboratrio(ラボラトリオ)代表、お直し職人の羽賀友一郎氏を訪ねました。
羽賀さんがお店を構える船場ビルディングは、私の店の所在地でもあるので、氏とは普段から顔を合わせています。何度スーツを直してもらったかわかりませんが、私が羽賀さんにお願いするのは、決して近しい間柄だからではありません。
羽賀さんが、国内有数のスーツブランドであるリングヂャケットのファクトリーで、今や世界的なテーラーとなった同志たちと切磋琢磨された後、洋服のお直しの老舗店、心斎橋リフォームに9年間勤め、重要なポジションを任されたという、文句なしの実力者だからです。
今回は、そんな経歴を持っていながら、彼が表立って語らない「職人、羽賀友一郎」の個人史にフォーカスしたいと思います。

コート解体新書:第八回「ポロコート」アメリカトラッド系とクラシコイタリア系を比較する_image

コート解体新書:第八回「ポロコート」アメリカトラッド系とクラシコイタリア系を比較する

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第八回はポロコートを取り上げる。

人気が定着したアメリカとイタリアのものでは、生地もシルエットも異なるそう。

トラウザーズ解体新書 第一回:ベルトループを考える_image

トラウザーズ解体新書 第一回:ベルトループを考える

今日のトラウザーズにはメンズの既製品であればほぼ必ず備わっているのがベルトループ、すなわちベルトを通す穴である。身体にベルトとトラウザーズをしっかり固定するのを通じ、中に着るシャツが出て来ないようにするこれこそ、普段無意識に使っているディテールの代表選手だろう。今回はこのベルトループの数だけでなく位置まで探ってみたい。

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原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・番外編。

集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前後編と2記事にわたりお届けしてきた当企画ですが、まだまだ記事に入れられなかった熱いトークがあります。

今回は番外編(雑談編?)として、3人のファッションのルーツや当時のセレクトショップでの思い出などをお届けします。ぜひ後編の最後から続けてお読みください!

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鼎談|クラシッククロージングは一周まわって最先端? ヴィンテージスーツの魅力を語る

毎年恒例の鼎談企画を新メンバーで開催!

今回は、ヴィンテージスーツ専門店「ノースランドクローズ」の北郷真澄さんとライターの渡邉耕希さんを新たに迎え、服飾ジャーナリストの飯野高広さんがおふたりにクラシッククロージングの魅力を伺います。

クラシッククロージングを好きになったきっかけ、それぞれのコーディネートルール、そして今はまだ着こなせないけど将来着たいアイテムなどを語っていただきました。20〜30代もハマるヴィンテージスーツやテーラードスーツの奥深さに迫ります。

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春夏ジャケットの選択肢に「アイリッシュリネン」という贅沢を。特徴と種類、お手入れ方法を解説!

スーツ・ジャケットをオーダーする前に知っておきたいあれこれ。連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のことでは、服地一つ一つの起源や特徴、お手入れ方法などを詳しくお届けします。

暑くなってくると気になる服地「リネン」。自然な風合いで、衣類だけでなく生活用品の中でも使われる親しみやすい生地の一つです。そんな身近な存在のリネンですが、産地によって様々な種類があり、その中でも最上級に君臨するアイリッシュリネンは「今でもかなりの高級品」なんだそう!

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ジャケットを仕立てるアイデアが浮かぶサンプル8選

スーツやジャケットは、ラペル、ポケット、ベンツ、ショルダー、フロントデザインなどのパーツ、そして生地の組み合わせで無限の広がりをみせる! 今回はオーダーメイドやパターンオーダーのジャケットを愛用する3名のお気に入り私服ジャケットを掲載。ディテールの違いで印象もグッと変わるもの。ノッチドラペル、ピークドラペルなどラペルパーツの違いも写真で比較してみよう。

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機械式時計をもっと楽しむための書籍まとめ

気になる時計を「インターネットで検索」というのも手軽だが、良質な情報が凝縮された書籍や雑誌も見逃せない。時計デビューの良きナビゲートとして、また困った時のアドバイス役として頼れる存在になってくれるだろうオススメの書籍をご紹介。