#日常で使えるアンティーク
アンティークと聞くと、少し敷居が高いイメージがあるかもしれません。「日常で使えるアンティーク」では、家具や食器、時計など、気負わず普段からで楽しめるアンティークアイテムをご紹介。身につけるものから、家で使うもの、コレクションとして集めたいものなど、多岐にわたってお届けします。
アンティークを日常に。紅茶を味わいながら時代の交錯を楽しむ
実用性の高さだけを求めるのであれば、最新アイテムにすればいい。なのにあえて古かったり、手のかかったりするモノを選び、使い続ける理由とは何か。ミューゼオ・スクエア編集長の成松が、モノの持つ魅力や自分なりの楽しみ方をゆるりと綴ります。
自室を英国のムードで満たすライティングビューローの魅力 ~アンティーク家具世界への招待状~
コロナ禍でおうち時間が増える中、居住空間を充実させる方も多いと思います。
普段より素敵なカップで紅茶をいただいてみたり、部屋のあかりを変えてみたり、椅子を座りやすいものに新調したり。いつもと違うことをすると気分転換にもなりますよね。
自室の雰囲気を替える為にミューゼオスクエアが提案するのはアンティーク家具です。
歴史ある家具は「ちょっと敷居が高いなあ……」と思われるかもしれませんが、そういう方にもおすすめのアンティーク家具があります。その名も「ライティングビューロー」
アンティーク家具専門店「ジェオグラフィカ」の岡田明美さんにビューローの歴史や魅力を教えていただきました!
多種多様で魅力的なアンティーク家具の世界へご招待します。
ウランガラスから透かし見る、アンティークガラスの世界と時を超えたストーリー
エジプト香水瓶やガラス瓶を知ることで広がってきたガラスの世界。
海福雑貨さんの店内に溢れるガラスをはじめとした様々は雑貨は、商品でもあり店主である遠藤さんのコレクションでもあります。
ガラス雑貨は集めるだけでも良いのですが、遠藤さんならではのガラスの楽しみ方があるそうです。
これからコレクションする人にも是非知ってもらいたい、コレクションの楽しみ方を伺いました!
「ボヘミアガラス」って知ってる? 〜チェコの宝石みたいなガラスとの出会い〜
「ガラス」とひとことで言っても世の中には様々なガラス製品があります。世界のガラスを求めてたどり着いたチェコ雑貨の専門店「チェドックザッカストア」。そこで巡り会ったのは「宝石のようなガラス」でした。
今企画は3回に渡り、チェドックザッカストアの店主、谷岡さんにチェコのガラス製品の魅力とチェコ文化を伺います。第1回は、チェコ雑貨を語る上で欠かせない「ボヘミアガラス」。あまり聞き馴染みのないこのガラス、「ボヘミアガラス」って一体なんだろう?
心を掴む魔法の瓶を求めて〜エジプトガラスが織りなす香水瓶の世界〜
近年人気が出てきているという「エジプト香水瓶」をご存知でしょうか? 以前、たまたま町の雑貨屋さんで見かけましたが、一目で独特な世界に引き込む香水瓶の美しさは、どこか魔力を持っているようにすら感じました。香水瓶とは一体なんだろう、なにが人を惹きつけるのだろう。普段目にする機会が少ないエジプト香水瓶の世界を知るべく、海福雑貨のオーナー遠藤さんに香水瓶の由来や楽しみ方など魅力をたっぷり教えていただきました。
Specialized Furniture Vol.1 カクテルキャビネット
設計者と職人の協業により造作される家具。その時代ならではの材や手技、意匠があり、中には希少性の高いものや驚きのギミックが隠されたものなどが存在する。そこにはクラフトの真の美しさが漂い、時をともに刻んでいきたくなるものも。それは日本はもちろん、世界中にあり、私たちの生活に寄り添ってくれる。
この連載ではそういったこだわりの家具をピックアップ。第一回は英国アンティーク家具から「カクテルキャビネット」を取り上げる。
伝統を継承する英国アンティーク家具の魅力
気品漂う大人の家具。そんな言葉が英国のアンティーク家具にはよく似合う。英国の職人技が成したデザインと、歴史を刻んだ装飾美など、一言では言い表せない魅力が詰まってる。インテリアに取り入れたいと思っている人も多いのでは?
そこで、自社工房にて丁寧に修復を施した英国のアンティーク家具を中心に、照明・食器・雑貨など幅広く扱う東京・目黒のアンティークショップ「ジェオグラフィカ」の岡田明美さんに、英国アンティークの歴史と魅力について話を伺った。
役目を終えたシャンデリアを、もう一度輝かせてあげたい
きらびやかに輝く様に、思わず息を呑んでしまうシャンデリア。
富裕層のステータスシンボルとして普及した歴史があるシャンデリアですが、解体されたパーツは、国内のアンティークショップや蚤の市で入手することができます。
服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんは、このクリスタルガラスを集めて密かに企んでいることがあるようです。
放浪のバー「TWILLO」オーナーに伺う、オールド・バカラグラスの魔力。
1764年の設立から今日まで「一流」として各時代の王侯貴族を魅了してきた高級クリスタルブランド、バカラ。
そんな王者の風格漂う最高級グラスで上物の一杯を楽しめるバーが夜な夜な東京の路上に現れるという。
酒の取り扱いは常時1種類のみ。価格は客が決めるというなんとも規格外の流浪のバー「TWILLO」。
ただでさえ非日常感たっぷりなのに、さらにその世界観構築に拍車をかける要素の1つがバーカウンターにずらりと並んだバカラグラスだろう。
いつもの路上を一流の大人の社交場へと変えてしまう魔性のグラス、バカラの魅力をオーナーである神条さんに聞いてみた。
気分はまるで考古学者。アンティーク・シルバースプーン収集のススメ。
食事をするだけならば、大量生産されたステンレスのフォークやスプーンで事足りる。そんな時代においても、シルバーのカトラリーに魅了されるのはなぜだろう?
眺めて磨いて、また眺める。アンティークのシルバーカトラリー、とりわけイギリス製のスプーンを収集している服飾ジャーナリストの倉野路凡さんに、そのコレクションを見せていただきました。
イギリス文化に身を浸す一日。第五回「ブリティッシュ コレクターズ マーケット」レポート
「イギリス」と聞いて連想されるのは、英国紳士やUKロック、優雅なティータイム。では英国の文化を日本に輸入している方々が感じる「英国らしさ」はどこにあるのだろう?イギリス文化が集まるイベント「ブリティッシュ コレクターズマーケット」を取材した。
スターリングシルバーの歴史と定義、お手入れの秘訣。
1本置いただけで、食卓の雰囲気がガラリと変わる。スターリングシルバーには、そんな独特な美しさがある。
エレガントな意匠、凝った細工、珍しい造形。そして何よりスターリングシルバーの放つ、優しい輝き。
この記事では、意外と知られていないスターリングシルバーの定義や歴史を掘り下げつつ、長く付き合っていく為のお手入れ方法について紹介する。
元建築士が営むミリタリーウォッチの聖域。アンティーク時計店「Curious Curio(キュリオスキュリオ)」。
華やかなトップブランドが軒を連ねる表参道。そこから10分ほど歩いた閑静な住宅街にアンティーク時計店「Curious Curio(キュリオスキュリオ)」はあります。
オーナーの萩原秀樹さんは、建築士からアンティーク時計店に転身した異色の経歴の持ち主。ミリタリーウォッチを中心とする独自のセレクトについて、服飾ジャーナリストの倉野路凡さんがインタビューしました。
アンティーク時計をもっと日常に。飾らない実力店ホロル・インターナショナル(Horol International)
代官山と渋谷を結ぶ八幡通りから一本入った閑静な場所に、一軒のアンティークウォッチ店があります。それが創業24年を数える老舗「ホロル・インターナショナル」。接客から時計のメンテナンスまで一貫して対応する、店主の廣江さんに取り扱う商品のこだわりなどを伺いました。
所有本数100本以上。HANGER HOLIC安田 嗣がアンティークハンガーに見出した美しさとは?
日々の生活に欠かせないハンガー。普段何気なく使っている道具にも、知れば知るほど奥深い文化や歴史が潜んでいることをご存知だろうか?今回はハンガーを100本以上所有し、その秘めたる魅力を「HANGER HOLIC」(ハンガー中毒者)として発信する安田 嗣さんにお話いただいた。
修理に重きを置くアンティークウォッチ専門店「ケアーズ」。時計の先に見据える想いとは。
アンティーク時計を取り扱うお店の中でも、修理やオーバーホールに力を入れているのが森下に本店を構える「ケアーズ」。販売した腕時計を自らメンテナンスするこだわりと、取り扱う腕時計について服飾ジャーナリストの倉野さんに解説していただきました。
時代とつくり手の想いを反映する小さな宝石。ボタン専門店「CO-」の店主が語るアンティーク・ボタンの魅力とは。
シャツやジャケット、カバンなど、日頃身に付けるアイテムになくてはならない存在であるボタン。時代をさかのぼってそのひとつひとつに焦点を当ててみると、驚くほどの多様性にあふれている。アンティーク・ヴィンテージボタンを中心に扱うボタン専門店「CO-」の店主、小坂直子さんにその魅力を語ってもらった。