Hunting Lodge “Live Lodge | Harrington Ballroom | S/M Operations” from “Shadows Out Of Time ‘82-‘83”

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Hunting LodgeボックスのLP3はライブ・アルバムになっています。E1-E5は1983年にミシガンのFort Gratiotでのライブ”The Lodge”からのライブトラックをコンパイルしています。この時には、Karl Nordstromが脱退した後で、メンバーはLon C. Diehl (B-Synth Combo)とRichard Skott (MS-20 Synth、G)の2人になっており、より音響的であったとのこと。音がやや薄いのは仕方ないですが、時折り聞こえるヴォーカルというか咆哮にインダストリアル魂がこもってますね。E6, E7はNordstromがまだ在籍していた頃、1982年のライブ・トラックで、彼等のレーベルS/M Operationsからカセット作品としてリリースされていた”Harrington Ballroom 09 04 82”からチョイスされています。この2曲は音質も幾分良くなってますね。F1-F7は、F2を除いて、彼等のレーベルからリリースされてコンピレーション・カセット作品”S/M Operations”に収録されているトラックからのチョイスとなっていますが、これらのトラックはライブではないようで(ただ、スタジオでの一発録りの可能性はありますが)、結構、クリアに聴こえ、音の分離も良いです。内容的にはミニマルなシンセ・ウェーブのような曲もありますが、リズムマシンを使いながらも、結構、カオティックなところも残していて、この先どうなるのかなと言うところが興味深いですね。また、この頃、彼等はJohn Wrightと関係があったみたいで、F2はそのWrightの歌をスタジオで録音したものとのことです(ちょっとJohn Wrightについて調べてましたが、何かヤバい人物のようです)。まあ、歌物自体はそれ程でもなかったです。
と言う訳ですが、ボーナスの7㌅シングルについても少し紹介しておきます。A面は、John Wight作詞の曲(F2)”Stellazine Shuffle”の編集版、B面は”Learn To Will”(F1)で、日本のレーベルBeast 666のコンピに提供したヴァージョンです。A面は本当にカッコいいインダストリアル・ミュージックに仕上がっています。なお両面共スタジオ録音です。
このボックスを聴けば、1982-1983年の米国インダストリアルの潮流を大体掴めると思いますので、好事家の方は是非とも❗️

F6 “De Omnibus Dubitandum”
https://youtu.be/fjpkfnjtQyY

シングルA面”Stellazine Shuffle (edit)”
https://youtu.be/ho4bwJJQrGU

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