The Good Missionaries “Fire From Heaven”

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Alternative TVを率いていたMark Perryが1979年に作った新バンドがThe Good Missionariesです。このバンドはより実験的な指向を持ったバンドとして結成されました。余り細かいバイオグラフィーはないので、詳しくは紹介できませんが、メンバーはHenry Badowski (Drs, Sax), Dennis Burns (B), Dave George (G, Chimes, Flute, Perc, Melodica, Vo), Mark Perry (G, Organ, Perc, Clarinet, Vo), Gillian Hanna (Vo, Recorder)で、サウンドエンジニアはKit Kifが担当しています。まあこの担当楽器からも分かるように、通常のロックバンドのフォーマットを的に、更に違う音楽の要素を取り込んでいるのが分かります。それで本作品は1979年に敢行されたThe Animal Instinctsツアーでのライブ演奏から取られて編集したものです。なので、音はそんなに良くはないですが、より生々しい荒い音質になっております。本作品がパンクではなく、ポストパンクなのは、既にAlternative TVの頃から少しずつ見えてはいたのですが、ここに来て、The Pop Groupの”Thief Of Fire”のカバーをやっていることからも、その立ち位置か分かると思います。彼等がライブ音源を直ぐにリリースするのは、やはりDIY精神によるものなのでしょうね、と言うかリリースのスピード感を大切にしているのでしよう。まあ、内容的にはミディアムテンポ〜ダウンテンポのミニマルなベースラインに上物が被ると言う曲構造なのですが、それを飽きさせないアレンジも施されており、中々侮れないですね。それと、ライブでのミックス時にダブ処理されているのも、この作品の特徴ですね。時代的にはありだと思います。皆さんも、そんなThe Good Missionariesを聴いてみて下さい。気分は1979年の「最先端」ですよ。

“Fellow Sufferer In Dub”
https://youtu.be/QC75Yj6d488

“Thief of Fire”(The Pop Groupのカバー)
https://youtu.be/fDhqz01Z6RQ

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