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Mama Bär “Bildnerei Die Geisteskranken Vol. 1 (Es Ist So)”
Mama BärことAndrea Katharina Ingeburg Hjulerを知ってる人はいますかぁ?彼女は、ノイズ或いはポスト・インダストリアル・シーンにおいて録音家として活動していますが、一方で、Flenburgで映像作家或いは視覚芸術家としても活動しています。ソロやグループで世界中の展覧会でキャリアを積んでいます。彼女はしばしば、彼女の夫のKommissar Hjulerと一緒にKommissar Hjuler und Frauとしても活動しでおり彼女は、1999年から音楽を作り始め、2006年には視覚芸術も始めています。主にネオダダやアール・ブリュの領域で活動しています。Inspector Hjulerは、2011年までは、パンの生地を乾かして、彫刻を作ったりしており、彼はそれをパン猫と言ったりして、彼自身の抽象的な世界(時にコミック的でもあったらしいです)を作り上げていました。因みに、The Marketingclub KärntenとKleine Zeitung Österreichは、2010年のイノベーション・コングレスでの芸術部門のコンペで彼のパン猫の作品”Enter Konsum”を優勝者に投票しています。一方、Mama Bär の方は数多くの作品をリリースしたおり、それらはマイナーなレーベルUltra Eczema, Intransitive Recordings,Nihilist Records, Obskyr Recordsなどからリリースされています、また、彼女は、Bomis Prendin, Franz Kamin, Philip Krumm, Wolf Vostellなんかともコラボ作品も作っています。また、Brightonで行われたKommissar Colour out of Space Festivaでは、Hjuler und Frauはパフォーマンスをやっています。と言う訳で、元々が芸術家で、音楽をやっていた訳ではありませんが、本作の内容は、それを裏付けるだけでなく、とんでもない音楽をやっています。ハウリングとかフィードバック或いは打撃音や物音などをバックにMama Bärが呟くような叫ぶようなヴォーリゼーションを繰り広げます。例えて言うならば、劣化したNurse With WoundがSchimpfluchと合体したかのような音楽です。強烈なインパクトを感じることの出来るブツと言ったところでしょうか?Discogsで調べてみると、結構、作品出しているんですよね。それだけのパワーがあったと言う証左ですね。ジャケがいまいちなんですが、これはレーベル側の予算の問題でしょうか?勿体ないです、せっかくいい内容なのに!と言う訳で、アート臭のするアクショニズム的音楽はどうですか?ジャケに惑わされることなく、聴いてみて下さい。
YouTubeにはなかったので、Kommissar Hjuler und Frauの”23XX”を。
https://youtu.be/3NMB4E0FZAs
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