Guru Guru “Hinten”

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続いても、またしてもGuru Guruです。今度はセカンド・アルバム”Hinten”(独逸語の話し言葉では「おしり」のこと)です。ジャケもそのまんまですね。バンドのネーミングと言い、ジャケと言い、ふざけ切ってますね。その割に、演奏の方は少しカッチリまとまったかのような内容になってます。それでも、タイトでアグレッシブな演奏は凄まじいものなんですが。これは恐らく、ドラム魔人Mani Neumeierによるんじゃないかと推測してます。しかし、このアルバムを初めて聴いた時に、A-1の冒頭の直ぐ後のブレイク時に”Electric Junk!”と呟くのは鳥肌モノでした。それからこのアルバムは例のConny Plankがエンジニア(? 音響デザイン)を行なっていることも重要ですね。それで多分に聴き易くなっているようにも思えます。まあ曲がある程度、固まっているからことかも知れないです。基本、ジャム・セッション的ですが、このアルバムの曲は何らかの決め事に沿って、自由に演奏している感が強いです。しかしながら、Connyってエレクトロなもののイメージが強いですが、こう言うヘビーサイケも手掛けるんですね。流石、一流のサウンド・エンジニアですね。B1”Bo Diddley”は、「1950年代のアメリカのロックンロールの先達に対する、ドラッグ漬けのサイケデリック世代によるリスペクト」だそうですが、よくは分かりません。でも、この曲もカッコいいです。B2”Space Ship”では逆回転や鳴り物やラジオらしき音が配置されて、かなり混沌とした音楽になっています。そんな「回転」のセカンドを聴いてみてください❗️しかしながら、ジャケ写は誰のお尻かと言う疑問が残りますが。

A1 “Electric Junk” (10:58)
A2 “The Meaning Of Meaning” (12:09)
B1 “Bo Diddley” (9:56)
B2 “Space Ship” (11:05)

https://youtu.be/-wB9IT-agOA?si=iUz_DB4FJnwDe4Sr
 
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