Conrad Schnitzler & Michael Otto “Micon In Itaia”

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毎度、お馴染み、Conrad Schnitzler先生❗️今度は独逸のバスーン奏者のMichael Ottoと共作です。まあ、Conradの方は既に何回も書いているので。前述のバイオグラフィーを参考にしてください。そのMichael Ottoは全く謎な人で、Discogsで調べても、このアルバムしか、オフィシャルな録音物は無いですね。しかし、本来はバスーン奏者でありながら、Violin, G, Glockenspiel(要するに鉄琴です)も演奏できるというマルチ・インストルメンタリストみたいです。まあこのくらいしか分かりませんでした。
それで、本作品ですが、割と短い曲が多いです。ただそれぞれの曲は、Conradの不思議な電子音とMichaelのマルチな演奏によって、それぞれの音楽のアイデアで、違った輝きを放つ結晶のように散りばめられてます。しかし、Conradのアイデアとそれを実現するテク、凄いです。また、それに呼応できるMichaelの演奏能力も大したものですね。Conradは主に彼のお気に入りのシンセYamaha CX5を使ってますが!コロコロした音作りが何とも不思議の風景を想起させます。それを元にMichaelがプッシュしていくと言う作り方ですかね。B-8(最後)は手拍子とホワイト・ノイズの曲で締めています。兎に角、音作りのアイデアが豊富で、難解なことはなく、常にユーモアを伴っているかのようです。決して普通の意味で「ポップ」な音楽ではありませんが、聴いてて飽きないですね。隠れた名作と言えましょう。皆さんも、この2人のユーモアな小曲集を是非体験してみて下さい。因みに、Wolfgang Hertzが、A5, A9, B2, B3b, B6でゲスト参加しています。
因みに伊のADN (Auf Dem Nil)は1980年代にメール・ミュージック/アート関係で有名になり、故に重要レーベルの一つと言えましょう。

A1 “Sono Finite” (2:40)
A2 “Sage Mir” (3:30)
A3 “Colore / Suono” (1:37)
A4 “Espresso” (2:10)
A5 “Contanastro” (1:38)
A6 “Thompstone” (2:40)
A7 “Circus” (2:58)
A8 “Controllo” (2:33)
A9 “Poco Prima” (1:15)
B1 “Wa Hoooa” (2:47)
B2 “Sul Nastro Con Fase” (2:35)
B3.a “Collegato” (1:58)
B3.b “Continua” (1:10)
B4 “Tradizionale Collegate” (3:18)
B5 “Rosso Rapido” (3:11)
B6 “Un Punto” (1:40)
B7 “Gino Ginelli” (1:50)
B8 “Hand-Clap” (1:33)

https://youtu.be/dpr36Yaqfsk?si=i33Eb-NJjLm3haGn

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