コリトサウルス 白亜紀後期の最大級の鳥脚類 苦い失敗

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Corythosaurus(コリトサウルス=コリント式のトカゲ) 

 属名(学名の前の方。ティラノサウルス・レックス のティラノサウルスの部分。が変だけどこれは古代ギリシャの一部族であったコリント族の兵士の兜の飾りに似てるかららしい。

ランベオサウルスの仲間とされ、皮つきの生々しいミイラ状の化石が残っている。皮膚の印象などもそこから推測される。前足の部分は肉厚で第1趾から第3趾までが牛のように蹄状態であったとされ、後脚だけで歩いたのではなく、前足も使用してかなり速く走れた可能性が大きい。体長は10~13mほどの大型で、頭には非常に特徴的な半円の鶏冠がある。この内部は非常に複雑で,鼻骨の延長にあり、嗅覚、鳴き声の点で非常に効果を発揮するものだったと思われる。
尾椎(尻尾)には柔軟性はなく、胸胴椎から続く融通性のない構造。

かつてボクはスター・トリビューン紙の日曜版の恐竜特集の恐竜の恐竜のイラストと、この大型草食恐竜の画像を提供したが、画像を送った後で左前脚(画像の丸で囲んだ部分の反対側の足)の第4趾(薬指)が第1趾の位置に見えることに気づき、急遽輪転機にかけられる前に担当者者に連絡し印刷寸前で差し替え修正したことを思い出した。あれほど焦ったことはなかった。ニューヨークタイムズ紙のサウロロフスの二の舞をやるところだった。(-_-;)

この恐竜を描いた当時は草食性の恐竜の黒目は肉食恐竜と同じように現代の猛禽類を参照にしていたが、今はより視野を広く保ち危険感知能力をあげるためにヤギのような横に長い黒目を描くことが多い。

サイズ 2800×1800pix 3.29MB  320dpi  ファイル形式png(原画作成当時はtifファイルでCDに保存してあるが、ファイルが大きいために現在はPngでの印刷レベルを確保したうえでライセンス販売を行っている。)正式にはAdobestockのみ。一部画像はLinestamp Jurassicstampに使用している。

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